飛行12日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)をスペースシャトル「ディスカバリー号」のペイロードベイ(貨物室)に収納する作業が行われます。
レオナルドの収納は飛行11日目に予定されていましたが、共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)のボルトの駆動を行う制御装置が機能せず、対処に時間を要したため、飛行12日目に延期されました。
制御装置の機能が復旧後、「ハーモニー」(第2結合部)とレオナルドの連結部を減圧し、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)でレオナルドを把持し、ペイロードベイ(貨物室)の上部に移動させる作業までが飛行11日目に行われました。
レオナルドの収納後には、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した機体の後期点検が行われる予定です。
- STS-131 NASAステータスレポート#23
- NASA発行のレポートの仮訳です。