このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
STS-128(17A)ミッションでは、補給物資、システムラック、実験ラック、および交換用のアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)を運搬します。ミッションの内容は、主に以下の通りです。
STS-127ミッション後の国際宇宙ステーション(ISS)の外観
※STS-128ミッションによるISSの外観の変化はありません。
NASAのニコール・ストット宇宙飛行士が、第20次長期滞在クルーに加わります。そして、STS-127(2J/A)ミッションでISSに到着し、第20次長期滞在クルーとして滞在しているティモシー・コプラ宇宙飛行士が、スペースシャトル「ディスカバリー号」で帰還します。
ペイロードベイ(貨物室)に搭載された「レオナルド」(多目的補給モジュール1)
以下のラックおよび機器を「レオナルド」(多目的補給モジュール1)に搭載して運搬します。
新しいATAを搭載したLMC
新しいATAを、軽量型曝露実験装置支援機材キャリア(Lightweight Multi-Purpose Experiment Support Structure Carrier: LMC)に搭載して運搬し、使用済みATAと交換して、使用済みATAを回収します。
※ATAは、ISSの外部熱制御系で使用されているアンモニアを補充するタンクであり、P1トラスとS1トラスに設置されています。本ミッションではP1トラスのATAを交換し、S1トラスのATAはSTS-131ミッションで交換する予定です。
STS-122(1E)ミッションで「コロンバス」(欧州実験棟)の外部に設置され、運用されていた欧州技術曝露実験装置(European Technology Exposure Facility: EuTEF)を、取り外して回収します。
※EuTEFは、複数の実験装置(宇宙環境の測定、宇宙曝露実験、工学試験など)を搭載した欧州宇宙機関(ESA)の技術試験装置です。取り外したEuTEFは、LMCに搭載して回収します。
STS-123(1J/A)ミッションでコロンバスの外部に設置され、運用されていた材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)を、取り外して回収します。
※MISSE-6は、様々なサンプル素材(塗料などのコーティング材、潤滑材、太陽電池、光学部品、大型のアンテナやソーラーセイルに使うための膜材料など)をISSの船外に設置し、材料を劣化させる紫外線や原子状酸素に曝して、宇宙空間での使用に適した丈夫な材料を探すための、米国の実験装置です。
JAXAの実験試料と交換用計測機器をISSへ運搬し、実験の成果と交換した計測機器を回収します。
(写真、画像は全てNASA提供)
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |