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国際宇宙ステーションの組立フライト 15A(STS-119)

飛行3日目、若田宇宙飛行士のISS長期滞在が始まりました!

写真:ISSに入室する若田宇宙飛行士らSTS-119クルー

ISSに入室する若田宇宙飛行士らSTS-119クルー

若田宇宙飛行士ら7人のクルーを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、飛行3日目となる米国中部夏時間3月17日午後4時20分(日本時間3月18日午前6時20分)、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。その後、午後6時09分(同午前8時09分)に ISSとディスカバリー号との間のハッチが開かれ、ディスカバリー号のクルーがISSに入室しました。

入室後、若田宇宙飛行士は、第18次長期滞在クルーとして滞在しているサンドラ・マグナス宇宙飛行士と交替し、午後9時ごろ(同午前11時ごろ)、日本人初のISS長期滞在クルーとなりました。

今後、若田宇宙飛行士は約3ヶ月半ISSに滞在し、第18次/第19次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして、軌道上での科学実験や、「きぼう」日本実験棟の運用・組立てを行います。

ISS長期滞在中の実験
若田宇宙飛行士が軌道上で実施する実験について
2J/Aミッション
若田宇宙飛行士のISS長期滞在中に行われる「きぼう」組立ミッションについて

飛行3日目、ディスカバリー号のクルーは、若田宇宙飛行士のためにかけられたウェイクアップコール、"ラジオ体操の歌"で起床しました。この曲は、宇宙飛行士の訓練等を支援する宇宙飛行士運用技術チームが若田宇宙飛行士へのプレゼントとして選曲しました。

ウェイクアップコールを受けた若田宇宙飛行士は、「JAXA支援チームの皆さん、素晴らしい選曲をありがとうございます。この曲を聞いていると本当に元気がでてきます。今日はドッキングの日です。そして、宇宙の新しい家での生活が始まるのを楽しみにしております。」と述べました。

飛行4日目には、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)によるS6トラスのペイロードベイ(貨物室)からの取出しや、米国広報イベント、第1回船外活動の準備などが行われます。若田宇宙飛行士はSSRMSの操作を担当します。

また、「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」(代表研究者:東京大学 浅島誠理事(副学長))の軌道上実験が行われる予定です。

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