クルー
最終更新日:2007年4月2日
第15次長期滞在クルー(打上げ)
国際宇宙ステーション(ISS)コマンダー
フョードル・ユールチキン(Fyodor Nikolayevich Yurchikhin)
1959年1月、グルジア生まれ。機械工学専攻、経済学博士。
RSCエネルギア社の技術者としてモスクワのミッション管制センターで勤務。1997年8月に宇宙飛行士候補となり、2年後にテスト宇宙飛行士として認定される。2000年1月よりISS計画の宇宙飛行士訓練を開始。STS-112ミッション/9A(2002年)でミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として飛行。今回が2回目の飛行となる。
ソユーズコマンダー/ISSフライトエンジニア
オレッグ・コトフ(Oleg Kotov)
1965年10月生まれ。ロシア空軍大佐。
軍の医学アカデミー卒業後、ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)に勤務。1996年にGCTCの宇宙飛行士として選抜され、1998年3月に宇宙飛行士に認定される。
1998年10月からISS宇宙飛行士としてのアドバンスト訓練を開始。第6次、第13次長期滞在クルーのバックアップを担当。2004年からロシアの宇宙飛行士室の交信担当(Capsule Communicator: CAPCOM)部門の長を務めていた。今回が初飛行となる。
14Sタクシークルー(打上げ/帰還)
宇宙旅行者
チャールズ・シモニー(Charles Simonyi)
1948年9月、ハンガリー生まれ。1968年に米国へ移住(米国籍は1982年に取得)し、カリフォルニア大学バークレイ校でコンピュータ科学の博士号を取得。
2002年8月にマイクロソフト社を退職し、International Software Corp.を設立。ジェット機やヘリコプターの操縦ライセンスを有しており、飛行時間は2,000時間以上。
デニス・チトー氏、マーク・シャトルワース氏、グレゴリー・オルセン氏、アニューシャ・アンサリ氏に次いで、世界で5人目の宇宙旅行者となる。
今回はミッション期間が2日間延長されたため、宇宙旅行者としては、最長の飛行期間を樹立する予定。
第14次長期滞在クルー(帰還)
ISSコマンダー/NASAサイエンス・オフィサー
マイケル・ロペズ-アレグリア(Michael Lopez-Alegria)
1958年5月、スペイン生まれ。航空工学修士、米海軍大佐。
1993年にNASA宇宙飛行士として選抜される。
STS-73ミッション(1995年)、STS-92ミッション/3A(2000年)、STS-113ミッション/11A(2002年)でミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として飛行。3Aと11Aで計5回の船外活動を担当。今回が4回目の飛行であった。
ソユーズコマンダー/ISSフライトエンジニア
ミハイル・チューリン(Mikhail Tyurin)
1960年3月、モスクワ郊外の生まれ。RSCエネルギア社の技術者。ロシア宇宙飛行士。
1993年に選抜され、宇宙飛行士の訓練を開始。
1998年からISS滞在クルーとしての訓練を開始し、第3次長期滞在クルーとして125日間ISSに滞在した。今回が2回目の飛行であった。
(写真は全てNASA提供)