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教育イベント

航空機による学生無重力実験コンテスト

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過去のテーマ紹介

第1回 航空機による学生無重力実験コンテスト 実施報告

開催時期:2002年12月19日~27日(コンテストは終了しております)

参加した学生からの日記
チーム名 大学名 日記
Aチーム 東京大学・青山学院大学
Bチーム お茶の水女子大学・奈良県立医科大学

※表の をクリックすると、対応する内容が下に表示されます。




航空機を利用した微小重力教育実験 Bチーム

12月25日・26日に、Bチーム(お茶の水女子大学・奈良県立医科大学)による航空機実験が行われました。

実験2日目(12月26日)

出発直前の機内

Bチームにとって実験2日目(最終日)となる12月26日、天候は回復し、予定通りG空域(北陸沖)で実験飛行が行われました。

11時20分過ぎに名古屋空港を離陸した航空機は、12回のパラボリック飛行を行い、13時50分に着陸しました。

本日の搭乗者はお茶の水女子大学、奈良県立医科大学、各1名でした。

お茶の水女子大学は1日目とは磁場環境を変えて画像データの取得を行いました。

奈良県立医科大学はサカサナマズの挙動観察を暗黒下で赤外線カメラで映像取得しました。

実験1日目(12月25日)

Bチーム(お茶の水女子大・奈良県立医科大)にとって実験初日となる12月25日、両チームは午前8時過ぎから実験機器の最終調整を行いました。

航空機実験は当初予定していたG空域(北陸沖)が天候不良のため、K空域(遠州灘沖)に実験空域を変更し実施されました。



お茶の水女子大理学部化学科チーム「磁場と重力場における化学波動の伝播」

実験装置の組み立て

機内での準備作業

学生2名が搭乗した(奈良県立医科大チームは都合により搭乗見合わせ)航空機(ガルフストリームⅡ)は12時30分に名古屋空港を離陸し、K空域で15回のパラボリック飛行を実施した後、14時30分に着陸しました。

今回の実験テーマは微小重力下で化学波動の伝播に対する磁場の影響を溶液の色変化として捉えるものですが、画像取得はとても良好に行われました。また、明日26日(実験2日目)には付加する磁場を変化させて(磁力線密度分布を変えて)実験を実施する予定です。



奈良県立医科大医学部耳鼻咽喉科チーム
「微小重力下におけるサカサナマズの前庭代償による背泳姿勢制御」

実験装置搭載

実験装置の組み立て

今回の実験テーマは前庭器官の片方を摘出したサカサナマズの微小重力下での挙動を観察するものですが、こちらの実験画像も良好に取得することができました。また、本日の実験は可視光線のもとで行われましたが、明日26日(実験2日目)は暗黒下で赤外線カメラを用いて実施する予定です。


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