NASAケネディ宇宙センター(KSC)にて、土井宇宙飛行士を含む1J/Aクルーと1J/Aミッションから軌道上に滞在するISS長期滞在クルーのギャレット・リーズマン宇宙飛行士が、「きぼう」のクルー機器インタフェース試験(Crew Equipment Interface Test: CEIT)を実施しました。
CEITとは、ミッションに関係する機器の使い勝手などを、軌道上で実際に使用する宇宙飛行士自らが、事前に地上で確認する試験です。
試験では、「きぼう」船内保管室を「ハーモニー」(第2結合部)へ取り付ける前に船外活動で実施する、共通結合機構(Common Berthing Module: CBM)を覆う多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)カバーやCBMに汚れが付くのを防ぐためのカバーなどの取外し作業や、打上げ時に船内保管室をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に固定するためのトラニオンピンのMLIカバーについて確認を行いました。また、船内保管室内のラックに搭載されたバッグの取外し作業や、スペースシャトルから船内保管室に電力を供給するケーブルの接続部へのアクセス性などについても確認を行いました。
- 1J/Aミッション
- ミッションの実施内容を解説しています。