筑波宇宙センター(TKSC)に星出宇宙飛行士を含む1J(STS-124)ミッションのクルーを迎え、1Jミッションで実施する「きぼう」日本実験棟船内実験室の組立て、起動に関わる訓練が行われました。
1Jクルーは、「きぼう」船内実験室の起動や「きぼう」の主要システムである監視制御系、電力系、熱制御系、環境制御系などのシステム、また船内実験室への入室手順やラック移設手順などについて訓練を行いました。訓練には、船内実験室トレーナ(実物大の訓練設備)やバーチャルリアリティ(VR)システムが使用されました。
また、星出、カレン・ナイバーグ両宇宙飛行士は、「きぼう」ロボットアームに関わる訓練を行いました。
今回の訓練では、ロボットアームの概要と、クルーが行うロボットアームの展開運用作業について訓練を行いました。ロボットアームは折りたたまれた状態で船内実験室に取り付けられ、打ち上げられます。
訓練の最後には、ロボットアームの展開運用を模擬したシミュレーション訓練を、運用管制員と共に実施しました。