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ISS搭乗宇宙飛行士

ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2003年1月

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ISS搭乗宇宙飛行士の2003年1月の活動状況についてご紹介します。

 

2ndフェーズ「きぼう」システムアドバンスト訓練
訓練を終えた
4名の宇宙飛行士
訓練を終えた
4名の宇宙飛行士
(左から若田、ネスポリ、
クリーマー、星出宇宙飛行士)

2ndフェーズ「きぼう」日本実験棟システムアドバンスト訓練が、若田宇宙飛行士、星出宇宙飛行士、ティモシー・クリーマー宇宙飛行士(NASA)、パオロ・ネスポリ宇宙飛行士(ESA)の4名の宇宙飛行士を対象として行われました。

アドバンスト訓練は、ISS搭乗員として登録された宇宙飛行士に対し、ISSシステムやペイロードなど、共通的な事項について訓練を行うものです。

若田宇宙飛行士はネスポリ宇宙飛行士と、星出宇宙飛行士はクリーマー宇宙飛行士とペアとなって、ロボットアームエアロック船外実験プラットフォームなどの曝露系を中心とした「きぼう」の各システム、および温度勾配炉クリーンベンチなどの日本のペイロードを対象とした訓練を行いました。

3月には、古川宇宙飛行士もアドバンスト訓練に参加する予定です。

エアロックトレーナを使用した訓練エアロックトレーナを使用した訓練
エアロックトレーナを使用した訓練
実験装置に関する訓練
実験装置に関する訓練


STS-107ラットサンプルシェア研究地上支援

古川宇宙飛行士は、実験を終えたスペースシャトル「コロンビア号」(STS-107)からラットサンプルシェア研究のための標本収集を行うため、NASAケネディ宇宙センターにてSTS-107地上支援作業を行いました。コロンビア号の事故のため、残念ながら標本を収集することはできませんでしたが、将来の「きぼう」での同種の作業へ向けた技術を取得することという、この作業の目的のひとつについては成果をあげることができました。

 

ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート2月分は3月中旬頃に掲載予定です。お楽しみに。

 

最終更新日:2003年 2月26日

 
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