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国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に向けた訓練の一環として、星出彰彦宇宙飛行士第が18回NASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations: NEEMO18)訓練にコマンダーとして参加します。
当訓練は、米国フロリダ州タバナー沖の海底に設置されている「アクエリアス」と呼ばれる居住スペースがある海底研究室に滞在し、閉鎖環境における異文化対応、自己管理、チームワーク及びリーダーシップ等の更なるチーム行動能力向上を図り、ISS長期滞在や将来の有人宇宙探査に備えることを目的としています。
星出宇宙飛行士にとっては、コマンダーという指導的な立場を経験することで、将来リーダを担うために必要な資質を向上させることも目的のひとつです。
今回のミッションでは、国際宇宙ステーション(ISS)や将来の小惑星探査に向けた技術や訓練手法を練り上げるための船外活動や技術的調査を行います。船外活動は、機器類の検証、船外活動ツール、小惑星や火星などの異なる重力レベルでの作業手法について開発・検証することが目的です。また、船内環境下における人の健康やパフォーマンス、居住性に焦点をあてた医学・科学実験を行います。
【実施期間】 | 2014年7月21日(月)から7月29日(火)の9日間(米国時間) | ||
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【実施場所】 | フロリダ国際大学 海底研究室(アクエリアス) フロリダ州タバナー沖合約10km、水深20m |
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【訓練参加者】 | コマンダー | 星出 彰彦(JAXA宇宙飛行士) |
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搭乗員 | ジャネット・エプス(NASA宇宙飛行士) マーク・ヴァンデハイ(NASA宇宙飛行士) トマ・ペスケ(ESA宇宙飛行士) ほか、海底研究室技術支援者2名 |
日本時間7月25日(金)21:00~21:30にかけて行われた、海底研究室「アクエリアス」に滞在する星出宇宙飛行士の生中継放送の様子を記録した動画です。星出宇宙飛行士が「アクエリアス」内を紹介し、その後、放送前に皆さまから募集した質問への回答も実施しました。
【放送時間】
7月25日(金)21:00~21:30 :ニコニコ生放送
日本時間7月24日午前9時(米国東部夏時間7月23日午後8時)からおよそ30分間、「アクエリアス」とJAXA東京事務所をTV会議でつなぎ、星出宇宙飛行士による記者会見が行われました。
会見の冒頭では、星出宇宙飛行士がコマンダーとして参加しているNEEMO18訓練の目的、概要を説明し、現在の訓練状況に加えて、一緒に生活しているクルーや「アクエリアス」を紹介しました。
その後、記者との質疑応答では、NEEMO訓練の作業内容や、コマンダーとしての心がけ、今後の日本の有人宇宙活動について意見を述べ、会見を終了しました。
記者会見の様子は、動画でご覧いただけます。
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