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2008年6月 アーカイブ

では。

昔は海外に行くことすら大変だった。それが今や誰でも仕事やプライベートで行ける。おかげで個人の見聞が広がり、社会においても様々な分野で可能性が広がっている。

今、宇宙に行くのは宇宙飛行士を中心に一握りの人たちだけ。でも、誰もが自由に行き来できる時代が来たなら-更なる可能性が広がるんじゃないだろうか。

その第一歩として、国際宇宙ステーション、そして「きぼう」の建設を少しでも手伝えたならいいな-そんなこと考えてます。


では、いってきます。

星出彰彦

☆ミッション中はジャーナルの更新ができませんが、ミッションの情報はこちらでお楽しみください!

ミッション終了。

”つくば、ステーション、Space-to-Ground 1”...ようやく実際に「きぼう」の中から、直接つくばとの交信をすることができました。

この日が来るのを、多くの関係者が待ち望んでいました。

「きぼう」船内実験室の取り付け・起動、ロボットアームの初期展開・チェックアウト、船内保管室の移設・・・おかげさまで、全ての目的を無事、果たすことができました。

これは、開発・製造から訓練・運用まで、ほんとに多くの方の力によるものです。そして、何より皆さんの暖かい応援があったからこそ、ここまで来ることができたのだと思います。

本当にありがとうございました。

宇宙は、想像していた以上に不思議で、楽しいところでした。「きぼう」の窓から見た地球は、美しく儚いけど、同時に力強く見えました。

2週間はちょっと短かったです・・・今度はもう少し長く行きたいですね。皆さんにもぜひ、行ってきて欲しい!

STS-124/1Jミッションは無事終了しましたが、これはゴールではありません。日本の「家」を増築、稼動させ、今後さまざまな実験をするための新たなスタートです。

引き続き、応援よろしくお願いいたします。

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