第18回世界宇宙飛行士会議概要
|
第18回世界宇宙飛行士会議
実行委員会委員長 毛利 衛
|
世界宇宙飛行士会議は、各国の宇宙飛行士で組織する「宇宙探検家協会(Association
of Space Explorers = ASE)」が、宇宙飛行を通じて得た貴重な経験を人類共通の財産として広く共有し、地上の人々の生活を豊かにすることを目的に、世界各地で毎年開催している国際会議です。
第18回を迎える本会議は、毛利衛実行委員長のもと、「宇宙と教育 - 全人類の文化に向けて - 」をメインテーマに、“日本でいちばん未来に近いまち”お台場の日本科学未来館をメイン会場として、10月12日(日)から17日(金)までの6日間の予定で開催されます。
日本初の開催となる今回の会議は、今年2月のスペースシャトル・コロンビア号の事故後初めて、各国の宇宙飛行士が一堂に会することになります。世界中から注目が集まる中、これまでの有人宇宙活動の貢献を振り返り、今後の展望を見据え、青少年の教育に加えて、広く社会教育や生涯教育を含めた教育や、各国文化と科学の接点、安全性、危機管理、産業化等について、幅広く話し合われる予定です。また、会期中は、“より身近な宇宙へ”をモットーに、全国各地の開催会場において宇宙飛行士と一般の方々との双方向の交流を目的としたプログラム(コミュニティデー)も予定されています。
|