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国際宇宙ステーション

STS-134 NASAステータスレポート#01

最終更新日:2011年5月17日
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2011年5月16日(月) 午前9時00分(米国中部夏時間)
2011年5月16日(月) 午後11時00分(日本時間)

我々の宇宙についての理解を深めるであろう1台の新しい科学機器をペイロードベイ(貨物室)に搭載し、スペースシャトル「エンデバー号」は、さわやかな風の吹くフロリダの月曜の朝、その最後のミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられました。

スペースシャトルとその6名のクルーは、米国中部夏時間5月16日午前7時56分(日本時間5月16日午後9時56分)にNASAケネディー宇宙センター(KSC)を離陸し、約2週間のミッションを開始しました。スペースシャトルには、重量15,000ポンド(約6,804kg)、開発費20億ドルのアルファ磁気スペクトロメータ(Alpha Magnetic Spectrometer: AMS-02)と、予備品を載せたキャリアが搭載されています。

エンデバー号の5月16日の打ち上げを見るために、数十万の人々がKSC近郊を訪れました。4月29日の午後に予定されていた打ち上げの際に比べると、観光客数はその半分より少し多いくらいとNASAは推測しています。4月29日の打ち上げは技術的な問題により延期されました。

コマンダーのマーク・ケリー、パイロットのグレゴリーH.ジョンソン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フィンク、ロベルト・ビットーリ、アンドリュー・フューステル、およびグレゴリー・シャミトフは、5月18日にISSにランデブー/ドッキングする予定です。

予備品の運搬装置であるエクスプレス補給キャリア3(Express Logistics Carrier3: ELC-3)は、スペースシャトルがISSにドッキングした後すぐに、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)でISSに設置される予定です。ELC-3には予備のアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)1台、高圧ガスタンク(High Pressure Gas Tank: HPGT)1台、Sバンドアンテナ2基、そしてサーキットブレーカ10個が搭載されています。

AMSは、エンデバー号がISSにドッキングした翌日にロボットアームでISSに設置される予定です。AMSには磁石1個と荷電粒子情報をモニタする最新の素粒子検出器8個が搭載されています。AMSは暗黒物質や反物質に関する謎の解明に役立つかもしれません。

エンデバー号の約12日間のISSドッキング中に、ヒューステル、シャミトフ、およびフィンクは、4回の船外活動を実施して機材の設置作業やISSのメンテナンス作業を行う予定です。彼らは、毎回交互に2名ずつのチームを組み、約6.5時間にわたる船外活動を実施する予定です。

ISSでは、第27次長期滞在クルーのコマンダーであるドミトリー・コンドラティェフ、フライトエンジニアのパオロ・ネスポリ、キャスリン・コールマン、アンドレイ・ボリシェンコ、アレクサンダー・サマクチャイエフ、そしてロナルド・ギャレンが、エンデバー号とそのクルーの到着を待っています。

STS-134ミッションは、スペースシャトルによる134回目の飛行、エンデバー号の25回目の飛行、そしてスペースシャトルによる36回目のISS組み立て・メンテナンスに係わるミッションです。

次回のSTS-134ミッションステータスレポートはクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行します。

出典:STS-134 MCC Status Report #01(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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