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2011年5月17日(火) 午前0時30分(米国中部夏時間)
2011年5月17日(火) 午後2時30分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」の6名のクルーは、起床して宇宙での最初の1日を迎えました。本日のクルーの活動は、通常実施する機体の点検と、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備作業が中心となります。
米国中部夏時間5月16日午後10時56分(日本時間5月17日午後0時56分)、クルーはU2の「ビューティフル・デイ」で起床しました。この曲はコマンダーのマーク・ケリーのためにかけられました。
6時間かけて実施するスペースシャトルの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の重要部位の点検では、エンデバー号の翼前縁とノーズキャップの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)を調べる予定です。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フィンクとロベルト・ビットーリが、当該点検作業のために、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)の延長ブームである全長50フィート(約15m)のセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)をペイロードベイ(貨物室)から取り出します。
フィンク、パイロットのグレゴリーH.ジョンソン、MSのアンドリュー・フューステルは、5月17日午前2時40分(同5月17日午後4時40分)頃から右舷側の翼前縁の点検を開始します。その後、フィンク、フューステルおよびMSのグレゴリー・シャミトフがロボットアームを操作してノーズキャップの点検を行います。最後に、ジョンソン、ビットーリおよびシャミトフが左舷側の翼前縁を調べて点検作業は終了する予定です。OBSSのペイロードベイ(貨物室)への格納は5月17日午前8時(同5月17日午後10時)少し前に予定されています。
エンデバー号は、5月18日午前5時15分(同5月18日午後7時15分)にISSにドッキングする予定です。本日の作業にはオービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)へのカメラの取り付け、ODSのドッキングリングの伸展、ランデブ/ドッキング用の機材の点検など、ISSへのランデブ/ドッキングに向けた準備作業も含まれています。
クルーは、5月17日午後2時(同5月18日午前4時)少し前に就寝する予定です。次回のSTS-134ミッションステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-134 MCC Status Report #02(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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