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国際宇宙ステーション

STS-133 NASAステータスレポート#27

最終更新日:2011年3月10日
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2011年3月9日(火) 午後0時45分(米国中部標準時間)
2011年3月10日(水) 午前3時45分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、本日午前中、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)に最後の着陸を行い、国際宇宙ステーション(ISS)へのミッションを完了しました。そして計365日間、計148,200,000マイル(約238,500,000km)宇宙を飛行したディスカバリー号の39回にわたるミッションの歴史も締めくくられました。

コマンダーのスティーブン・リンゼイは、「ディスカバリー号最後の車輪停止」と無線で伝えました。

CAPCOM(Capsule Communicator)であり同僚でもあるチャールズ・ホーバー宇宙飛行士は、「素晴らしい仕事をされました」「最高のドッキング運用でした」と労いの言葉を返しました。

リンゼイは、フライトコントロールチーム、ISSクルー、そしてKSCのチームに対し、「ディスカバリー号は最初から最後まで完璧だった」と感謝の意を述べました。

着陸も、STS-133ミッションにおける他のすべての運用と同じく完璧なものでした。12日間と19時間4分の間に、5,304,140マイル(約8,536,000 km)の距離を飛行し、地球を202回周回したディスカバリー号は、米国中部標準時間3月9日午前10時57分(日本時間3月10日午前1時57分)にその車輪をコンクリートの滑走路に着地しました。

リンゼイ、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.、スティーブ・ボーエン、マイケル・バラット、およびニコール・ストットは、ISSに新しいモジュール1台、エクスプレス補給キャリア(Express Logistics Carrier: ELC)1台、機器類、そして補給品を運びました。ディスカバリー号の約9日間にわたるISS滞在中、ボーエンとドルーは2回の船外活動を実施し、新しいモジュールの取付けと保守作業を支援しました。

スペースシャトルのクルーが運んだ恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module : PMM)の整備作業を支援するため、ディスカバリー号のISS滞在は2日間延長されました。PMMは、ISSに恒久的に設置する2,472立方フィート(約70m3)の構成要素として改造される前は、多目的補給モジュールとして過去7回ISSを訪れていました。PMMで運んだ6,000ポンド(約2,722 kg)の貨物の中には、船外活動を支援するロボットとして先駆的な存在となるかもしれない、人間の上半身を模ったロボット、ロボノート2(Robonaut 2: R2)が含まれていました。またISS用の補給物資約2,000ポンド(約907 kg)がスペースシャトルのミッドデッキに搭載されて運ばれました。

当該ミッション経過時間の非公式記録は12日間と19時間4分50秒でした。このミッションで、ディスカバリー号は計148,221,675マイル(約238,500,000km)を飛行し、地球を5,830回周回しました。

クルーはヒューストンに戻り3月10日午後4時(同3月11日午前7時)頃からエリントンフィールド空港のハンガー276で開催される公開歓迎式典に参加する予定です。一般参加は午後3時30分(同3月11日午前6時30分)からの開場となる予定です。

出典:STS-133 MCC Status Report #27(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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