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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-126 NASAステータスレポート#28

最終更新日:2008年11月29日
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2008年11月28日(金) 午前7時30分(米国中部標準時間)
2008年11月28日(金) 午後10時30分(日本時間)

本日はスペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のドッキングが解除されます。エンデバー号と7人の宇宙飛行士は、米国中部標準時間11月28日午前8時47分(日本時間11月28日午後11時47分)にISSから離れる予定です。

エンデバー号のコマンダーであるクリストファー・ファーガソン、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のドナルド・ペティット、スティーブ・ボーエン、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、ロバート・キンブロー、およびグレゴリー・シャミトフは、ISSで一緒に仕事をした第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンク、フライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフ、サンドラ・マグナスと別れて一晩を過ごしました。エンデバー号とISSの間のハッチは11月27日午後6時31分(同11月28日午前9時31分)に閉じられました。

エンデバー号のクルーは、ボーのためにかけられたスペースホッグの“In the Meantime”で、11月28日午前4時55分(同11月28日午後7時55分)に起床しました。

ドッキング解除の作業は、両機が分離する約1時間前に始まる予定です。エンデバー号が11月16日午後4時01分(同11月17日午前7時01分)にドッキングしていたISSの与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter 2: PMA2)から離れる際には、ファーガソンや他のクルーの支援を得て、ボーが操縦を担当する予定です。

ラッチが外されると、スペースシャトルはバネの力でISS前方約2フィート(約61cm)に押し出されます。ボーはISS前方約450フィート(約137m)の地点までエンデバー号を操縦し、その後、11月28日午前9時15分(同11月29日午前0時15分)頃にISSの回りを1周するフライアラウンドを開始する予定です。ボーは、ペイロードベイ(貨物室)をISS側に向ける姿勢を保ち、それによりエンデバー号のカメラでISSの状態を記録できるようになります。スペースシャトルは午前11時15分(同11月29日午前2時15分)頃にISS周辺から離れる予定です。

ISSとドッキングしていた11日間以上にわたる共同作業の間に、エンデバー号はISSの長期滞在クルーをこれまでの倍の6人体制にすることを可能とする資材を移送しました。資材には、2台のクルーの個室、新しいギャレー(調理設備)、水再生システム(Water Recovery System: WRS)、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)などが含まれていました。宇宙飛行士たちは4回の船外活動も行いました。船外活動で実施した作業には、ISS右舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)のクリーニングおよび潤滑作業、新しいトランドル・ベアリング(Trundle Bearing Assembly: TBA)の取付け作業などがありました。右舷側SARJは軌道2周回にわたる試験が行われ、良好に機能しているようでした。

スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使ったエンデバー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の通常の後期点検は、11月28日午後(同11月29日午前)に予定されています。ボーとペティット、そしてキンブローは、この点検を同日午後0時45分(同11月29日午前3時45分)に開始する予定です。NASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸予定は11月30日午後0時19分(同12月1日午前3時19分)です。

エンデバー号のクルーは、11月28日午後7時55分(同11月29日午前10時55分)に就寝する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、11月28日のクルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-126 MCC Status Report #28(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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