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2008年11月27日(木) 午後7時00分(米国中部標準時間)
2008年11月28日(金) 午前10時00分(日本時間)
感謝祭の日、スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは互いに別れのあいさつを交わし、米国中部標準時間11月27日午後6時31分(日本時間11月28日午前9時31分)にハッチを閉鎖しました。エンデバー号とISSのクルーによる共同作業は、11日間と15分にわたり実施されました。
エンデバー号のコマンダーであるクリストファー・ファーガソン、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のドナルド・ペティット、スティーブ・ボーエン、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、ロバート・キンブロー、およびグレゴリー・シャミトフと、ISS第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンク、フライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフとサンドラ・マグナスは、別れの前に、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)で感謝祭の食事をともにしました。
ハッチ閉鎖後、スペースシャトルのクルーは、11月30日(同12月1日)に予定されている地上への帰還に向けた準備を始め、ランデブ機材の点検やスペースシャトルのオービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)へのセンターライン・カメラの取付けを行いました。これは、クルーが分離後に目視確認を行うために取り付けたものです。また、帰還のための荷造りを終了させました。
エンデバー号のクルーは、11月27日午後9時(日本時間11月28日午後0時)頃に就寝し、11月28日午前4時55分(同11月28日午後7時55分)に起床する予定です。
11月28日午前8時47分(同11月28日午後11時47分)、ちょうど台湾東部上空を通過中に、エンデバー号はISSから分離する予定です。エンデバー号の操縦を担当するボーは、エンデバー号のクルーがISSの写真とビデオを撮影できるようにISSの回りを1周(フライアラウンド)する予定です。ISSからの最終離脱噴射は同日午前11時14分(同11月29日午前2時14分)に行われる予定です。
次回のSTS-126ステータスレポートは、11月28日のクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-126 MCC Status Report #27(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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