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2008年11月28日(金) 午後5時30分(米国中部標準時間)
2008年11月29日(土) 午前8時30分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)は、米国中部標準時間11月28日午前8時47分(日本時間11月28日午後11時47分)に分離しました。その後、スペースシャトルのクルーは、11月30日(同12月1日)の着陸準備として、エンデバー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検に取りかかりました。
エンデバー号のパイロットであるエリック・ボーは、コマンダーのクリストファー・ファーガソンや他のクルーの支援を得て、ISSから離れていくオービタを操縦しました。スペースシャトルへの宇宙デブリの接近を回避するために、最後の分離噴射は遅れ、11月28日午後5時23分(同11月29日午前8時23分)に完了しました。
ボーとドナルド・ペティットおよびロバート・キンブローは、エンデバー号のTPSの通常の後期点検を終了しました。主翼前縁とノーズキャップの画像を取得するために、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)が使われました。地上の専門家が取得されたデータを分析し、その結果を11月29日にミッション・マネジメント・チームに報告する予定です。
ヒューストンのミッション・コントロール・センターの再突入担当の飛行管制チームは、エンデバー号の地上への帰還を許可するのに先立ち、NASAケネディ宇宙センター(KSC)の気象条件を評価する予定です。11月30日(同12月1日)のKSCへの着陸機会は、午後0時19分(同12月1日午前3時19分)と午後1時54分(同12月1日午前4時54分)です。代替帰還地であるカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地も、状況を考慮して11月30日に稼働させる予定です。エドワーズ空軍基地への着陸機会は、午後3時24分(同12月1日午前6時24分)と午後4時59分(同12月1日午前7時59分)です。
ISSのコマンダーであるマイケル・フィンクとフライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフ、およびサンドラ・マグナスは、11月30日のプログレス補給船の到着を監視するのに備え、11月28日と29日は、軽い作業をする日となっています。
エンデバー号のクルーは、11月28日午後7時55分(同11月29日午前10時55分)に就寝し、11月29日午前3時55分(同午後6時55分)に起床する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、11月29日のクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-126 MCC Status Report #29(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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