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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-122 NASAステータスレポート#14

最終更新日:2008年2月15日
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2008年2月14日(木) 午前4時45分(米国中部標準時間)
2008年2月14日(木) 午後7時45分(日本時間)

船外活動で忙しい1日となった2月13日も終わり、スペースシャトル「アトランティス号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーたちは本日、休憩時間を取るほか、取材対応や2月15日の準備などをして、ゆとりある日を過ごす予定です。

アトランティス号のクルーは、米国中部標準時間2月14日午前2時45分(日本時間2月14日午後5時45分)に、“Consider Yourself at Home”という曲で目覚めました。これはミュージカル『オリバー!』の中の1曲で、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスタンリー・ラブのためにかけられました。

本日最初の主要な活動は、2月14日午前8時55分(同2月14日午後11時55分)に始まり、アトランティス号のコマンダーであるスティーブ・フリック、MSのハンス・シュリーゲルとダニエル・タニ、ISSのコマンダーであるペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコとレオポルド・アイハーツが、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と交信する予定です。欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士であるシュリーゲルは、ドイツ出身です。

次にタニ、ウィットソン、マレンチェンコの3人は、2月14日午前10時10分(同2月15日午前1時10分)から、NBC News、WOI-TV、およびWBBM radioのインタビューを受ける予定です。WOI-TVは、ウィットソンの出身地であるアイオワ州の州都デモインにあります。WBBMはタニの故郷イリノイ州ロンバードに近いシカゴからの参加する予定です。

1日が終わる前に、クルーはSTS-122ミッションの3回目であり最後となる船外活動の計画を確認する予定です。この船外活動で、ラブとMSのレックス・ウォルハイムは、「コロンバス」(欧州実験棟)の外部に船外実験装置を取り付ける作業や、故障したコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に収納する作業を行う予定です。また、ふたりは「クエスト」(エアロック)のハンドレール(手すり)の損傷も詳しく調べる予定です。これらの損傷は、最近のミッションで宇宙服のグローブが破れた原因になった可能性があると考えられています。

本日行う準備作業では、ハンドレールの検査で使用する道具の組立ても行われる予定です。宇宙飛行士たちは、ソケットにオーバーグローブ(宇宙服のグローブ損傷を予防するためにグローブの上に装着するもの)を巻きつけ、損傷したハンドレールの上を滑らせて、グローブの生地を傷つけるほどの鋭利な突出箇所があるかどうかを確認します。

次回のSTS-122ステータスレポートは2月14日午後(同2月15日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-122 MCC Status Report #14(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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