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2008年2月13日(水) 午後5時30分(米国中部標準時間)
2008年2月14日(木) 午前8時30分(日本時間)
2月13日のSTS-122ミッションの第2回船外活動は、レックス・ウォルハイムとハンス・シュリーゲルによって実施されました。
ウォルハイムとシュリーゲルは、米国中部標準時間2月13日午前8時27分(日本時間2月13日午後11時27分)に「クエスト」(エアロック)から国際ステーション(ISS)の船外に出ました。そして6時間45分の船外活動の間に、ISSのアンモニアを冷媒とする冷却装置を加圧するために使用する窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)を交換する作業を行いました。新しいNTAを設置すると、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)に乗ったウォルハイムは、使用済みのNTAを地上に回収するため、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)まで運んで収容しました。
この作業終了後、ウォルハイムとシュリーゲルは、「デスティニー」(米国実験棟)のデブリ防護パネルの固定作業を行い、さらに、2月15日に実施予定の、今回のミッションのうち3回目で最後にあたる船外活動で計画されている作業のいくつかを、前倒しで行いました。
ウォルハイムとシュリーゲルが上空210マイル(約338km)で船外活動を終えようとしていた頃、地上ではNASAのミッションマネージャらが、新たにISSに加わった「コロンバス」(欧州実験棟)の起動作業を引き続き行うために、STS-122ミッションの期間を1日延長することを決定しました。さらにミッションマネージャらは、スペースシャトルの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の詳細検査の結果から、現段階においては、スペースシャトル「アトランティス号」のTPSは再突入に問題ないと判断しました。アトランティス号がISSから分離した後も、さらにTPSの検査が実施される予定です。
現在、アトランティス号は2月20日午前8時06分(同2月20日午後11時06分)に着陸する予定です。
次回のSTS-122ステータスレポートは2月14日午前(同2月14日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-122 MCC Status Report #13(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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