1998年11月20日、国際宇宙ステーション(International Space Station: ISS)最初の構成要素である「ザーリャ」(基本機能モジュール)が、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から、ロシアのプロトンロケットにより打ち上げられました。そして、2008年11月20日、ISSは打上げから10周年を迎えました。
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1998年11月20日、国際宇宙ステーション(International Space Station: ISS)最初の構成要素である「ザーリャ」(基本機能モジュール)が、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から、ロシアのプロトンロケットにより打ち上げられました。そして、2008年11月20日、ISSは打上げから10周年を迎えました。
ISSは、地上から約400km上空に組み立てられる巨大な有人施設で、米国、ロシア、日本、カナダ、ヨーロッパ各国の世界15カ国が参加する国際協力プロジェクトです。
スペースシャトル、ソユーズロケット、プロトンロケットなどにより、ISS組立のためにこれまで77回のミッションが行われました。76回目のSTS-123(1J/A)ミッションと77回目のSTS-124(1J)ミッションで、日本初の有人実験施設である「きぼう」日本実験棟が取り付けられ、2008年8月から実験が開始されました。
10周年を迎えた現在は、78回目にあたるSTS-126(ULF2)ミッションが進行中で、ISS滞在クルーを3名から6名体制にするために必要な機材などをISSへ運び、設置する作業を行っています。
2009年には、若田宇宙飛行士と野口宇宙飛行士のISS長期滞在や、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機(初号機)の打上げが、また2010年には山崎宇宙飛行士のスペースシャトル搭乗が予定されています。日本人宇宙飛行士が続々と仕事場を宇宙へと移し、日本の補給機がそこへ物資を運ぶ。日本の新しい宇宙時代にご期待ください。
今後もJAXAは、「きぼう」やISSを利用した活動を進めるとともに、国民の皆様に宇宙を身近に感じていただけるよう、努めてまいります。
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