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宇宙実験準備リポート


2013年8月4日 Ice Crystal2用機器を載せた「こうのとり」4号機打ち上げ!
光と爆音の中、H-IIBロケットが打ち上げられました。(詳しくはこちら
こうのとりが国際宇宙ステーションにドッキング後、Ice Crystal2用専用機器は取り出され、宇宙飛行士により、溶液結晶化観察装置に設置されます。

2013年8月1日 Ice Crystal2実験運用キックオフを実施
8月後半からの実験開始に向けて、運用担当者との意識合わせを行いました。

 

実験の意義を説明する古川先生

 

2013年7月 Ice Crystal2用専用機器を種子島に向け発送
専用機器の各パーツに識別ラベルを貼り付け、種子島に向けて発送しました。
また、宇宙飛行士が使う手順書や地上の運用管制員が使う手順書についても最終化を進めました。

梱包作業の様子

物品にはすべて識別用のラベルを貼ります。

2013年6月 運用シミュレーションの実施
実験の運用は、筑波宇宙センターで行われます(詳しくはこちら)。
遠隔操作で、国際宇宙ステーション内の専用機器の温度制御などを行うことができます。こうした指示コマンドを打つ運用管制員との音声通信や、管制卓の使い方などを練習しました。

2013年6月 専用機器フライト品完成!
試験や改修、審査会を経て、小さな専用機器の中にたくさんの機能を詰め込んだフライト品が完成しました。

試料セル部。これが、専用機器の中に入っています。

専用機器の内部

2013年4月〜6月 機器の最終調整
専用機器の最終調整を行いました。また、溶液結晶化観察装置の地上品と組み合わせた試験を実施しました。

光学調整を行っているところです。部屋を暗くして、実験画像を見やすくしています。

2013年3月 JAXA/NASAフェーズ3安全審査終了
国際宇宙ステーションで用いる機材は、安全かどうかを厳しくチェックされます。
本実験で用いる専用機器について、最終の安全審査を受審し、問題ないとの判定をもらいました。

2013年2月 クルー訓練
本実験を行う予定の宇宙飛行士に、実験についての講義と訓練を行いました。

2011年〜2012年 専用機器フライト品を用いた試験実施
出来上がったフライト品を使って、機能試験や安全性実証試験を行いました。機能向上のための改修なども行いました。

限られたスペースの中にたくさんの機能を詰め込みました。いろいろな試験を行って実験に必要な機能がすべて満たせているかを確認します。

振動試験や電磁適合性試験などを実施し、フライトさせても問題ないか確認します。

2009年〜2010年 専用機器の開発
実験目的を達成するための専用機器の検討を行いました。今回の専用機器のうち、最も重要な試料セルについては、代表研究者の古川先生のチームが製作することになりました。

左から代表研究者の古川先生、実験支援を担当した島岡さん(日本宇宙フォーラム)、試料セルの開発を担当した中坪さんです。

左から共同研究者の佐崎先生と、この時期に予備実験を担当したZepedaさん。


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