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キュウリの芽生えを使って、微小重力の宇宙ステーションで、根が伸びるときに、水分のある方向に曲がっていくかどうかを調べることが、まずは大きな目的です。



もう一つ、実験の目的があります。 それは「根が曲がる」という現象がどうやって起きるのか、そのしくみを突き止めることです。 根が曲がるのは、根の両側で伸び方が違うために起こります。 つまり、一方では伸び方が大きく、一方で小さくなるために、結果として曲がっていってしまうのです。



ここに登場するのが「オーキシン」と呼ばれる植物のホルモンです。 オーキシンは植物体内における濃度によって、成長を促したり抑えたりします。 つまり、根ではオーキシンのより多くはたらいた側が伸びなくなり、両側の伸び方に違いがでて、根が曲がります。



では、オーキシンはなぜ、根の両側で違うようにはたらくのでしょう? オーキシンのはたらきを支配する影の物質があるのではないか・・・。 その影の物質、つまりオーキシンのはたらきを支配する遺伝子を調べようというのが、この実験のもう一つの大きな目的です(図1)。

図1 オーキシンのはたらきと根の曲がり方
根の両側でオーキシンのはたらく量が異なり、伸び方に違いがでて根が曲がる。

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