スペースシャトル「コロンビア」(STS−94)は、日本時間7月2日3時2分に
NASAケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
MSL−1計画とは
- 第1次微小重力科学実験室(MSL−1)計画は、米国航空宇宙局(NASA)が推奨するスペースシャトル/スペースラブを用いた微小重力実験のためにシリーズ化されたミッションです。
- MSL−1計画では、NASA、日本の宇宙開発事業団、欧州宇宙機関ESA、ドイツ航空宇宙機関DARA、ドイツ航空宇宙科学研究所DLAの5機関が参加して、主として微小重力材料実験を実施します。
MSL−1ミッション概要 |
フライト番号 | STS−94 | 打上日 | 1997年7月2日3時2分(日本時間) |
打上場所 | NASAケネディ宇宙センター |
オービタ | コロンビア | 帰還地 | NASAケネディ宇宙センター |
軌道高度 | 270km | 軌道傾斜角 | 28.45度 |
姿勢 | シャトルのペイロードベイ(貨物室)を地球に向け エンジン側を先頭に飛行する |
ミッション期間 | 16日間(予備日2日間) |
搭乗員 | 7名 | 実験装置 | 12装置 |
テーマ数 | 28 |
軌道上実験計画 - MSL−1では、ケネディ宇宙センターでスペースシャトルが打ち上げられた後、飛行期間16日間の実験が実施されます。大型均熱炉を使用する実験は、日本の4実験テーマおよび米国の2実験テーマが実施される予定です。日本の実験では、筑波宇宙センターで作成した実験パラメータを実験装置に送信する運用を初めて実施します。
「LIF軌道上実験運用計画」は平成9年2月28日現の情報に基づくものです。
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