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2011年7月15日(金) 午後10時30分(米国中部夏時間)
2011年7月16日(土) 午後0時30分(日本時間)
最期のスペースシャトルクルーは、ヒューストン出身の元の隣人(neighbor of sorts)からの祝福で起床しました。
「おはよう、アトランティス号!」ビヨンセ・ノウルズからの録音メッセージがSTS-135クルーに伝えられました。「ビヨンセです。サンディ、クリス、ダグ、レックス、あなたたちは私たちみんなに夢の中に生きているような刺激を与えてくれ、私たちは十分賢く、達成するのに十分な強さを持っていることを教えてくれます。」
このメッセージはビヨンセが歌う「ラン・ザ・ワールド(ガールズ)」“Run the World (Girls)”の前に流されました。また、メッセージを終える前に、STS-135クルーの女性メンバであるミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスに特別なエールを送りました。
「この歌は、私の大好きなサンディに特別に捧げます。そして、これまで一緒にわたしたちを宇宙へ連れて行ってくれた全ての女性宇宙飛行士や将来の宇宙探検を担う少女たちに捧げます。」
マグナスと共に、コマンダーであるクリストファー・ファーガソン、パイロットのダグラス・ハーリー、MSのレックス・ウォルハイムは、「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)で本日も作業を行い、地上へ回収する荷物を詰め込む予定です。
回収しなければならない貨物のリストはだいぶん減りました。彼らは分担して作業を行い、国際宇宙ステーション(ISS)での作業や宇宙服の整備作業、彼らが運んだ貨物の荷ほどきなどを行う予定です。
ファーガソンとハーリーは、スペースシャトルの空気再生システムが設置されている場所へのアクセス用のドアの修理を行う予定です。このドアのラッチは7月15日にクルーから壊れていると報告がありました。このドアはスペースシャトルのミッドデッキの床面にあり、船内の空気から二酸化炭素を吸着する水酸化リチウムキャニスターを交換する際に開けるドアです。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、クルーの1日の終了時、または新規イベントがあれば発行します。クルーは7月16日午後2時(同7月17日午前4時)前に就寝予定です。
出典:STS-135 MCC Status Report #16(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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