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国際宇宙ステーション

STS-135 NASAステータスレポート#15

最終更新日:2011年7月19日
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2011年7月15日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2011年7月16日(土) 午前5時00分(日本時間)

7月15日のスペースシャトル「アトランティス号」のクルーの活動は主に、記者とのインタビュー、NASAのセンターと日本を結んでの記者会見、オバマ大統領とのVIPコールが行われました。

これらのイベントの間にも、スペースシャトルと国際宇宙ステーション(ISS)との間で物資の移送作業が行われました。「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)の9,400ポンド(約4,265kg)の物資の荷降ろし作業は約70%が完了しました。ISSからの不要品など5,700ポンド(約2,585kg)の物品の積み込みも始まっています。

米国中部夏時間7月15日午前11時30分(日本時間7月16日午前1時30分)頃には、オバマ大統領がISSとスペースシャトルのクルーに呼びかけ、全てのクルーを誇りに思うと伝えました。

オバマ大統領は、「われわれはみんな、あなたたち10人のチームとしての作業を見ていました。あなたたちはアメリカ人の仲間というだけではなく地球の市民としてのよい例を示しています。宇宙プログラムは常にわれわれの感受性を冒険と探検、勇気という形で具現化してきました。」と語りました。

大統領は、過去30年間スペースシャトルプログラムをサポートしてきた人々、この国の宇宙時代をリードしてきたNASAの人たちに感謝しました。

アトランティス号のコマンダーであるクリストファー・ファーガソンは、ISSの全てのパートナは、それぞれの母国を代表し誇りに思っていると応えました。

ISSのフライトエンジニアであるセルゲイ・ヴォルコフは、3カ国からの出身者が集まったISSとスペースシャトルのクルーは「ひとつの大きな家族」だと表現しました。

メディアインタビューは、7月15日午前5時45分(同7月15日午後7時45分)頃から開始されました。ファーガソンとパイロットのダグラス・ハーリーは、CBSラジオ、フィラデルフィアのKYW-TV、AP(Associated Press)の代表と記者会見を行いました。午前7時04分(同午後9時04分)からはアトランティス号のクルー全員が集まり、フィラデルフィアのWPVI-TVとKYWラジオ、そしてロイターとの記者会見を行いました。

45分間の軌道上共同記者会見では、アトランティス号のクルーと、6人のISSクルーは「きぼう」日本実験棟に集まり、ニュースメディアからの質問に答えました。NASAの4つのセンターと、NASA本部、そして日本にいる記者たちが参加しました。

今朝、ファーガソンとハーリーは、汎用コンピュータ4 (General Purpose Computer 4: GPC-4)をバックアップ用としてオンラインに戻しました。GPC-4は、クルーが就寝して約1時間半が過ぎた7月14日午後5時(同7月15日午前7時)過ぎに突然ダウンしました。クルーはこの機能を別のコンピュータに切り替え、今朝、ソフトウエアをロードしなおして、再起動させました。

アトランティス号のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のレックス・ウォルハイムと、ISSのフライトエンジニアのマイケル・フォッサムは、ISSに残していく米国の宇宙服のサイズ調整を行いました。

次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行します。クルーは7月15日午後10時30分(同7月16日午後0時30分)前に起床予定です。

出典:STS-135 MCC Status Report #15(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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