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国際宇宙ステーション

STS-135 NASAステータスレポート#17

最終更新日:2011年7月19日
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2011年7月16日(土) 午後0時00分(米国中部夏時間)
2011年7月17日(日) 午前2時00分(日本時間)

7月16日、スペースシャトル「アトランティス号」の4人のクルーは、国際宇宙ステーション(ISS)と「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)の間で物資の移送作業を行いました。

コマンダーのリストファー・ファーガソンと、パイロットのダグラス・ハーリー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスとレックス・ウォルハイムがISSの仲間たちの支援を受けながら行ってきた物資の移送作業も終わりに近づきました。ラファエロで運んだ9,400ポンド(約4,265kg)の物資はほとんどISSに運び込み、ISSからの不要品や回収品など5,700ポンド(約2,585kg)の物品の積み込みを実施中です。ラファエロは7月18日の朝、ISSの「ハーモニー」(第2結合部)から外されてスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に戻される予定です。

7月16日の朝にはファーガソンとハーリーは、アトランティス号のミッドデッキの床のドアのラッチを修理しました。このドアの下には空気再生システムを収容した区画があり、船内の空気から二酸化炭素を除去するための水酸化リチウムキャニスターをここに納めます。

このシステムは、米国中部夏時間7月18日午前8時30分(日本時間7月18日午後10時30分)に、アトランティス号とISSの間のハッチを閉じた後に必要となります。アトランティス号は、7月19日午前1時30分(同7月19日午後3時30分)にISSから分離し、7月21日午前5時(同7月21日午後7時)少し前にNASAケネディ宇宙センター(KSC)へ着陸する予定です。

マグナスは、7月16日は約1時間半にわたってISSでの微生物空気サンプルを採取しました。これらはアトランティス号で回収して、研究・分析が行われる予定です。

ウォルハイムは、船外活動で使用した工具と機器に関わる作業を続けました。一部はISSに残したままにされ、近いうちに「ピアース」(ロシアのドッキング室)から行われる予定のロシアの船外活動に備えて使えるように準備しました。ISSの「クエスト」(エアロック)から行われる次の米国の船外活動は約1年先になる予定です。

宇宙飛行士たちは、アトランティス号でスペースシャトルプログラム全体とそのチームに対して賛辞のメッセージをビデオに録画して提供しました。ファーガソンは後ろに示した米国国旗について語りました。この国旗は最初のスペースシャトルミッションSTS-1で飛行したもので、今回の飛行で運ばれてISSクルーにプレゼントされました。次に米国の有人宇宙船が到着するまでISS内に残され、その新しい宇宙船で地上へ回収される予定です。そして、米国が地球以遠の軌道を探査する有人宇宙船の打上げを行う際に、地上でまた掲揚される予定です。STS-135クルーが賛辞を述べたビデオは以下で見ることができます。

http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=101615961

次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行します。クルーは7月16日午後9時59分(同7月17日午前11時59分)前に起床予定です。

出典:STS-135 MCC Status Report #17(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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