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2011年7月9日(土) 午前3時30分(米国中部夏時間)
2011年7月9日(土) 午後4時30分(日本時間)
最後のスペースシャトルクルーは、打上げを支援した多くの人たちの中の一部の者たちからのコーラスで、宇宙での最初の丸一日を開始しました。
NASAの職員たちは打上げ前に録音したメッセージで「おはよう、アトランティス号」と語りかけました。「マーシャル宇宙飛行センターは、あなたたちが軌道飛行を楽しんでいることを期待している。ミッションが成功し、安全に帰還しますように。」
アラバマ州ハンツビルにあるマーシャル宇宙飛行センター(MSFC)は、スペースシャトルの推進系システム(3基のメインエンジン、2本の固体補助ロケット、外部燃料タンク)に責任を有しています。
このメッセージは、このミッションで最初に流されるウェィクアップソング、Coldplayの“Viva la Vida”の前に流されました。このウェィクアップコールは、パイロットのダグラス・ハーリーのために流されたもので、米国中部夏時間7月9日午前2時59分(日本時間7月9日午後4時59分)にかけられました。
この激励を受けて、アトランティス号のクルーである、ハーリー、コマンダーのクリストファー・ファーガソン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナス、レックス・ウォルハイムは、飛行2日目の作業を開始しました。この日の作業の主目的は、スペースシャトルの耐熱シールドを詳しく点検し、上昇時に損傷を受けなかったことを確認します。
この作業を行うために、ファーガソンと、ハーリーと、マグナスはスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)と長さ50フィート(約15m)あるブームを使って、スペースシャトルの翼の前縁とノーズキャップを詳しく調べます。ブームの先端に装備したカメラで、スペースシャトルの機体の中で最高温度に達する強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)の画像を取得します。地上の画像専門家たちはこのデータを詳しく調べて、耐熱シールドが良好な状態であることを確認します。
この検査は、7月9日午前7時19分(同7月9日午後9時19分)から開始し、約6時間行われる予定です。
この日の終わりにウォルハイムはハーリーと一緒に、アトランティス号が国際宇宙ステーション(ISS)とのランデブ/ドッキングを行う際に使うツールの点検を行う予定です。一方、ファーガソンとマグナスは、アトランティス号がISSとの位置決めに使うカメラをスペースシャトルのハッチの窓に設置する予定です。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートは1日の作業の終了後、または新規イベントがあれば発行します。クルーは7月9日午後6時30分(同7月10日午前8時30分)に就寝する予定です。
出典:STS-135 MCC Status Report #02(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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