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2011年3月1日(火) 午前5時30分(米国中部標準時間)
2011年3月1日(火) 午後8時30分(日本時間)
本日の終わりまでには、恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module: PMM)が設置され、国際宇宙ステーション(ISS)に2,472立方フィート(約70 m3)の保管スペースが増設されます。
スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、米国中部標準時間3月1日午前4時57分(日本時間3月1日午後7時57分)に、飛行6日目のウェイクアップコールを受けました。曲はザ・タートルズの「Happy Together」で、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスティーブ・ボーエンのためにかけられたものでした。ボーエンは、2月28日に、彼にとっての6回目の船外活動を実施しました。
ボーエンと、船外活動を共に実施するベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.は、本ミッションの第2回船外活動の準備として、クルー全体による手順確認や「クエスト」(エアロック)内での一晩にわたるキャンプアウトなどに数時間従事することになります。
しかしその前に、MSのマイケル・バラットとニコール・ストットが、58フィート(約17.7m)のISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を使ってPMMをディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出し、「ユニティ」(第1結合部)の地球側(下側)のポートの結合機構まで移動させる予定です。この作業は、3月1日午前7時(同3月1日午後10時)を少し過ぎた頃から開始され、同日午前9時38分(同3月2日午前0時38分)に終了する予定です。
ディスカバリー号の耐熱シールドの詳細点検が必要ないと判断されたため、クルーのスケジュールに余裕ができました。このため、現在クルーは、本日中にPMMに入室する予定となっています。3月1日午後6時(同3月2日午前9時)少し前、パイロットのエリック・ボーが最初にPMMに入室する予定です。
3月1日午後3時23分(同3月2日午前6時23分)に、バラットとストットは、コマンダーのスティーブン・リンゼイとISSコマンダーのスコット・ケリーと共に作業を中断して、地上のメディアリポーターと交信する予定です。彼らは、ヒューストンのKTRK-TV、ワシントンのKING-TVとKOMO-TVのリポーターからのインタビューに応じる予定です。
次回のSTS-133ミッションステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。クルーは3月1日午後8時23分(同3月2日午前11時23分)に就寝する予定です。
出典:STS-133 MCC Status Report #10(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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