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2010年5月25日(火) 午後11時30分(米国中部夏時間)
2010年5月26日(水) 午後1時30分(日本時間)
スペースシャトル「アトランティス号」のクルーとミッションコントロールチームが5月26日午前の着陸の可能性に向けて準備を進める間、すべての目がフロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)に向けられています。
クルーは、米国中部夏時間5月25日午後11時20分(日本時間5月26日午後1時20分)、ミューズの“Supermassive Black Hole”で起床しました。この曲はコマンダーのケネス・ハムのためにかけられました。
ハム、パイロットのドミニク・アントネリ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・グッド、ギャレット・リーズマン、スティーブ・ボーエンおよびピアース・セラーズは、最後の片付け作業と軌道離脱の準備から1日を開始する予定です。
5月26日には2回の着陸機会が検討されており、2回ともKSCへの着陸となります。最初の着陸機会は、軌道186周回目において、5月26日午前6時41分(同5月26日午後8時41分)に軌道離脱噴射を行い、5月26日午前7時48分(同5月26日午後9時48分)に着陸するものです。2回目の着陸機会は、その1周回後の軌道187周回目において、5月26日午前8時17分(同5月26日午後10時17分)に軌道離脱噴射を行ない、5月26日午前9時22分(同5月26日午後11時22分)に着陸するものです。
着陸時の天候は良好と予報されていますが、シャトル着陸施設(Shuttle Landing Facility: SLF)の半径30マイル(約48.2 km)の範囲で、にわか雨の可能性があります。
必要となれば、5月27日にもフロリダ州への着陸機会が2回あります。また、5月28日と5月29日には、代替着陸地であるカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地およびニューメキシコ州のホワイトサンズ宇宙基地を含む、3つの着陸施設すべてに着陸機会があります。
次回のSTS-132ステータスレポートは、アトランティス号の着陸後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-132 MCC Status Report #24(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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