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国際宇宙ステーション

STS-132 NASAステータスレポート#23

最終更新日:2010年5月26日
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2010年5月25日(火) 午後1時30分(米国中部夏時間)
2010年5月26日(水) 午前3時30分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」のクルーは、5月25日は地上に帰還する準備を行なって過ごしました。彼らの最初の着陸機会は、米国中部夏時間5月26日午前7時48分(日本時間5月26日午後9時48分)、NASAケネディ宇宙センターへの着陸となっています。

STS-132ミッションクルーのコマンダーであるケネス・ハム、パイロットのドミニク・アントネリ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のギャレット・リーズマン、マイケル・グッド、スティーブ・ボーエンおよびピアース・セラーズは、作業開始早々、着陸前日に実施する通常運用に取りかりました。

ハム、アントネリおよびグッドは、5月25日午前2時40分(同5月25日午後4時40分)頃から飛行制御システム(Flight Control System: FCS)の点検を開始し、アトランティス号が地球の大気圏を通過してフロリダの滑走路まで滑空する間、アトランティス号の飛行を制御するラダーとフラップの試験運用を行いました。この作業が終わると、ハムとアントネリは、宇宙空間を飛行するアトランティス号が軌道上から地球の上層大気へと高度を下げていく際に、機体の姿勢を制御する姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のスラスタ44個をそれぞれ試験噴射しました。FCSとRCSの試験運用はどちらも問題なく終了しました。

クルーは皆、着陸に備えて、1日を通して船内の片付けを行いました。クルーは、5月25日午前6時40分(同5月25日午後8時40分)に集合して、軌道離脱計画の確認を30分間行いました。クルーは、その後続けて、コルベア・リポート(Colbert Report)、ABC Radio Network、そしてクリーブランドのWEWS-TVの報道関係者のインタビューに応じました。

1日の終わりに、リーズマンとセラーズは、Kuバンドアンテナをアトランティス号のペイロードベイ(貨物室)内に格納しました。この高速通信アンテナは、スペースシャトルと地上間のさまざまな通信に使用されますが、とりわけ、スペースシャトルからのテレビ映像を地上に送信するために使用されます。

5月26日のKSCの天候は、予報ではおおむね良好とのことでしたが、滑走路から半径30マイル(約48.2 km)内では、にわか雨の可能性もあるとのことでした。KSCへの2回目の着陸機会は5月26日午前9時23分(同5月26日午後11時23分)です。5月27日の着陸機会は、KSCに向けて午前8時13分(同5月27日午後10時13分)と午前9時48分(同5月27日午後11時48分)の2回となっています。5月25日に、アトランティス号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)は再突入には問題ないと判断されました。

次回のSTS-132ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-132 MCC Status Report #23(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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