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2010年4月16日(金) 午後2時00分(米国中部夏時間)
2010年4月17日(土) 午前4時00分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」の宇宙飛行士らは今朝、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)をディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)に収納し、遅れていた国際宇宙ステーション(ISS)からの回収作業を完了しました。
レオナルドは、ボルトが解除できなかったため「ハーモニー」(第2結合部)から遅れて取り外され、クルーの就寝中は、ディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)の真上の位置で、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に把持されたままになっていました。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のステファニー・ウィルソンと山崎直子は、SSRMSを使用して、レオナルドの帰還に向けた第一段階となる、最後の数フィートの移動を行いました。
MSのドロシー・メカフ・リンデンバーガーはラッチを起動して、米国中部夏時間4月16日午前2時15分(日本時間4月16日午後4時15分)にレオナルドをペイロードベイ(貨物室)に固定しました。
次に、ウィルソンとメカフ・リンデンバーガー、およびディスカバリー号のパイロットのジェームズ・ダットンは、協力してディスカバリー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の後期点検を開始しました。3人はコマンダーのアレン・ポインデクスターと山崎の支援を受けながら、交代でスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して、翼前縁部とノーズコーンの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)、および耐熱タイルを確認しました。
約7時間予定されていた点検作業は、予定より3時間近く早く終了しました。この作業は、画像をISSの高速データ通信システムで地上に送れるように、ディスカバリー号がISSにドッキングしている間に行われました。ディスカバリー号の高速データ通信用のKuバンドアンテナは作動していません。
ディスカバリー号は、4月17日午前8時(同4月17日午後10時)少し前にISSから分離する予定です。フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)への1回目の着陸機会は、4月19日午前7時48分(同4月19日午後9時48分)の予定です。
次回のSTS-131ステータスレポートは、4月16日午後11時21分(同4月17日午後1時21分)に予定されているクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-131 MCC Status Report #24(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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