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国際宇宙ステーション

STS-131 NASAステータスレポート#13

最終更新日:2010年4月12日
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2010年4月11日(日) 午前8時15分(米国中部夏時間)
2010年4月11日(日) 午後10時15分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・マストラキオとクレイトン・アンダーソンは、国際宇宙ステーション(ISS)に1700ポンド(約771kg)のアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)を設置し、3回の船外活動によるATA交換作業のうち、2回目となる船外活動を完了しました。

7時間26分の船外活動は、予定より約45分早い米国中部夏時間4月11日午前0時30分(日本時間4月11日午後2時30分)に開始しました。最初の作業は、使用済みのATAの接続を解除して、ISSの右舷側トラスから取り外す作業でした。

MSのステファニー・ウィルソンとパイロットのジェームズ・ダットンは、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を使用して、空のATAをトラスのレール上にあるCETA(Crew and Equipment Translation Aid)カートのひとつへ運びました。船外活動クルーは、空のATAを4月13日に行う第3回船外活動までCETAカートに仮置きしました(訳注:ここは原文のミスで、空のATAはCETAカートに一時保管されましたが、この船外活動中に、ここからさらにMBS/POAへ移動され、第3回船外活動まで仮置きされました)。このATAは第3回船外活動でディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)に移動し、地上に持ち帰る予定です。使用済みATAは改修したうえで、STS-134ミッションで予備タンクとしてISSに再度運ばれる予定です。

SSRMSを使って次に、新しいATAを「クエスト」(エアロック)(訳注:これも原文のミスで、新しいATAは、クエストに保管されていたのではなく、MBS/POAに保管されていました)の仮置き場所から回収しました。新しいATAは、4月9日の第1回船外活動中にこの場所に仮置きされていました。4つあるボルトの1つで多少手間取った後、新しいATAは所定の場所に固定され、電気配線が接続されました。ボルトが外れずに遅れが生じたため、新しいATAの流体ラインの接続作業は4月13日の船外活動に延期されました。

船内で指揮を執るMSのドロシー・メカフ・リンデンバーガーの助けを受けて、マストラキオとアンダーソンは、P1トラス上にふたつのラジエータ用のグラプル・フィクスチャ収納ビーム(grapple fixture stowage beams)を取り付ける作業も行いました。予定されていたデブリシールドの回収も延期されました。

グラプル・フィクスチャ収納ビームは、ラジエータの交換が必要になった場合に使用するハンドルを収納するための機器です。

本日の船外活動は、ISS組立および修理のためとしては142回目の船外活動でした。ふたりの宇宙飛行士にとっては、それぞれ5回目の船外活動で、船外活動の合計時間はマストラキオが32時間6分、アンダーソンが32時間4分になりました。

マストラキオとアンダーソンが再び行う4月13日の船外活動は、ディスカバリー号によるISSミッションで予定されている最後の船外活動です。4月13日午前2時11分(同4月13日午後4時11分)に開始し、6時間半かかる予定です。最後の船外活動では、古いATAを地上に持ち帰るために、ディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)に移動する作業に加えて、「コロンバス」(欧州実験棟)から軽量取付け台(Lightweight Adapter Plate Assembly: LWAPA)を回収してペイロードベイ(貨物室)に固定する作業、「デスティニー」(米国実験棟)のカメラ用照明の交換、もうふたつのラジエータ用のグラプル・フィクスチャ収納ビームの取付け、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)へのカメラの取付けを行う予定です。

次回のSTS-131ステータスレポートは、4月11日午後8時51分(同4月12日午前10時51分)に予定されているクルーの起床後に発行する予定です。

出典:STS-131 MCC Status Report #13(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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