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2009年9月10日(木) 午前10時30分(米国中部夏時間)
2009年9月11日(金) 午前0時30分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」の宇宙飛行士たちは、今晩、米国フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸し、約13日間のフライトを終了しようとしています。
今朝のウェイクアップコールは、パイロットのケビン・フォードのためにかけられたビートルズの“Good Day Sunshine”でした。
フォードとコマンダーのフレドリック・スターカウの最初の仕事は、軌道上のデブリ片を避けるためにディスカバリー号の軌道を修正するエンジン噴射に備えることです。ディスカバリー号の軌道制御用(Orbital Maneuvering System: OMS)エンジン噴射は、米国中部夏時間9月10日午前11時02分(日本時間9月11日午前1時02分)に行われる予定です。この噴射による本日の着陸機会への影響はありません。
ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のパトリック・フォレスター、ホセ・ヘルナンデス、ジョン・オリーバス、クリスター・フューゲルサング、およびティモシー・コプラは、スターカウとフォードとともに9月10日午後1時(同9月11日午前3時)頃に軌道離脱の準備を開始し、クルーとスペースシャトルの帰還準備が整いました。
最初の着陸機会に向けた軌道離脱噴射は、地球を202周回した9月10日午後4時59分(同9月11日午前6時59分)で、ディスカバリー号はメキシコ南部のメキシコ湾上空を横断し、キューバ西部に沿ってサラソータ上空のフロリダ沿岸を横切り、9月10日午後6時05分(同9月11日午前8時05分)に米国フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)の15番滑走路に着陸することになります。
KSCへの2回目の着陸機会では、スペースシャトルとクルーは、9月10日午後7時42分(同9月11日午前9時42分)に着陸することとなります。天気予報によると、本日2回の着陸機会とも、シャトル着陸施設(Shuttle Landing Facility: SLF)の30海里(約55.6km)内に激しい雷雨の可能性があります。
必要に応じて、9月11日にもKSCへの2回の着陸機会があります。また、この日は、バックアップの着陸場所として、軌道離脱担当のフライトコントロールチームが、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地への2回の着陸機会を選択することもできます。
次回のSTS-128ステータスレポートは、着陸後のクルーの活動終了時、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-128 MCC Status Report #26(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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