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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-126 NASAステータスレポート#15

最終更新日:2008年11月22日
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2008年11月21日(金) 午後4時30分(米国中部標準時間)
2008年11月22日(土) 午前7時30分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、本日、ISSでの物資の移送や、機器の組立てと試験に忙しい1日を過ごしました。

第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンクとフライトエンジニアのサンドラ・マグナスは、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォーム結合機構(Exposed Facility Berthing Mechanism: EFBM)のラッチの試験を行いました。この機構は、来年のSTS-127ミッションで、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の船外実験プラットフォームを取り付ける際に使用されます。

マグナスは、再生式生命維持システムの部品の取付け作業を続けました。この有機炭素分析器(Total Organic. Carbon Analyzer: TOCA II)は、新しく設置された水再生システム(Water Recovery System: WRS)から採取したサンプルの水質検査に使われます。

技術者たちは、11月20日の初期試験と21日朝の再試験の最中に尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)が停止する原因となった、WRS のセンサが示す値の解析を続けています。UPAは、尿の処理過程において、尿から水を分離させるための回転式の蒸留装置です。処理装置内の遠心分離器のモータに関連するこのセンサは、モータ速度の低下と、消費電力が変化していることを示しました。

スペースシャトルのコマンダーであるクリストファー・ファーガソンとパイロットのエリック・ボーは、エンデバー号の姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)を噴射してISSの高度を約1ノーティカルマイル(約1852m)上昇させました。この位置は、11月末に予定されているプログレス補給船のドッキングに備えたものです。

クルーはまた、次回の船外活動に備えて、工具の用意や手順の確認を行い、船外活動担当者は、「クエスト」(エアロック)でのキャンプアウトを開始しました。

11月22日の船外活動を担当するハイディマリー・ステファニション・パイパーとスティーブ・ボーエンは、ミッション期間中3回目の船外活動を行うために、米国中部標準時間11月22日午後0時45分(日本時間11月22日午前3時45分)にISSのクエストから船外に出る予定です。彼らは右舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)のクリーニングと潤滑作業、およびトランドル・ベアリング(Trundle Bearing Assembly: TBA)の交換作業を行なう予定です。

11月20日に船外活動を行なったパイパーとロバート・キンブローは、第4回船外活動でキンブローとボーエンがISS船外に取り付ける予定のカメラを組み立てました。このカメラは、ISSのP1トラスに取り付けられ、日本の宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)がドッキングする際に、映像を提供することで補佐する予定です。

11月21日、クルーは引き続きISSとスペースシャトルの間で物資の移送を行い、記者会見に参加し、自由時間を取りました。

エンデバー号のクルーは、11月21日午後11時55分(同11月22日午後2時55分)に就寝し、11月22日午前7時55分(同午後10時55分)に起床する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-126 MCC Status Report #15(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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