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2008年6月8日(日) 午後6時00分(米国中部夏時間)
2008年6月9日(月) 午前8時00分(日本時間)
マイケル・フォッサムとロナルド・ギャレンは、スペースシャトル「ディスカバリー号」による本ミッション中の3回目で最後の船外活動を国際宇宙ステーション(ISS)で行いました。
6時間33分にわたる船外活動で、フォッサムとギャレンは予定していた全ての作業のほか、時間があれば行うとしていた作業も実施しました。船外活動は、米国中部夏時間6月8日午前8時55分(日本時間6月8日午後10時55分)に開始し、6月8日午後3時28分(同6月9日午前5時28分)に終了しました。
ふたりは、ISSの右舷側トラスにある窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)を新しいものに交換しました。ギャレンは、カレン・ナイバーグと星出彰彦が操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の先端に乗って作業しました。
ふたりはそこから、別々の作業に移りました。フォッサムは、第2回船外活動で点検作業を行った左舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)に向かい、細長いテープを使ってSARJ内部の粒子状物質のサンプルを収集しました。このテープは地上に持ち帰られ、技術者らが分析する予定です。
フォッサムはその後、「きぼう」日本実験棟のロボットアーム関節部のテレビカメラから断熱カバーを、また「きぼう」船内実験室の片方の窓からロンチロック(打上げ時の固定機構)をそれぞれ取り外しました。また、「きぼう」のデブリ防護パネルを展開し、その近くで、「きぼう」の外部テレビカメラを固定しているボルトを締める作業を行いました。この作業は、日本の運用官制員が、このカメラを操作すると想定外の動きをすることに気づいたため行われました。
ギャレンは、第2回船外活動で取り外した左舷側トラスの船外テレビカメラを元に戻しました。このカメラは6月7日に修理され、ギャレンにより再び取り付けられました。カメラからの映像は、すぐにミッション管制センターに送られました。
ふたりは、追加作業を行い、船外活動を終了しました。フォッサムは、「ハーモニー」(第2結合部)外部のコネクタに断熱カバーを取り付けたほか、関節付きポータブル・フット・レストレイント(Articulating Portable Foot Restraint: APFR)の一部を回収しました。ギャレンは、右舷側SARJのロンチロックをひとつ取り外しました。4つあるロンチロックのうち3つは、今回のミッション中のこれまでの船外活動で取り外されています。
クルーは、6月8日午後8時02分(同6月9日午前10時02分)に就寝し、6月9日午前4時02分(同6月9日午後6時02分)に起床する予定です。次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-124 MCC Status Report #17(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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