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2008年6月8日(日) 午前5時30分(米国中部夏時間)
2008年6月8日(日) 午後7時30分(日本時間)
マイケル・フォッサムとロナルド・ギャレンは今朝、スペースシャトル「ディスカバリー号」のミッションで3回目となる最後の船外活動を国際宇宙ステーション(ISS)で行う準備を整えています。
フォッサムとギャレンは、ISSの右舷側トラスにある窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)を交換する作業に重点を置く予定です。ふたりは新しいタンクを左舷トラスの船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)から回収して、交換を行う予定です。
ギャレンは新しいNTAを所定の位置に移送する際、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の先端に乗って移動する予定です。この移動は目を見張る光景になるでしょう。大きな使用済みNTAを持ったギャレンは、いっぱいに伸ばしたSSRMSに乗り、右舷トラスの取付け場所から左舷トラスの収納場所へと移動し、その後新しいNTAを持って戻る予定です。
このSSRMSでの移動は、「ワイパー・マヌーバー(windshield wiper maneuver)」と呼ばれています。(訳注:SSRMSの動きが車の窓ガラスのワイパーの動きに似ていることから)
ふたりはまた、「きぼう」日本実験棟のロボットアームからロンチロック(打上げ時の固定機構)と断熱カバーを取り外す予定です。また、第2回船外活動で回収した左舷側トラスの船外テレビカメラを取り付ける作業も行う予定です。本日の船外活動に先立って、クルーは昨日、ISS内でカメラの修理を行いました。
時間と消耗品が許せば、フォッサムは左舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の点検を再度行い、第2回船外活動中に確認したグリースの筋のサンプルを収集する予定です。
クルーは今朝、米国中部夏時間6月8日午前4時32分(日本時間6月8日午後6時32分)に、「ミッキー・マウス・クラブ」のテーマ曲で目覚めました。
次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-124 MCC Status Report #16(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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