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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-124 NASAステータスレポート#15

最終更新日:2008年6月 8日
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2008年6月7日(土) 午後7時00分(米国中部夏時間)
2008年6月8日(日) 午前9時00分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは本日、「きぼう」日本実験棟のロボットアームを初めて動作させることで、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム能力を向上させました。

昨日はロボットアームの起動と操作卓の設定を行い、本日、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)の星出彰彦とカレン・ナイバーグは、「きぼう」ロボットアームの保持解放機構(Hold and Release Mechanism: HRM)を起動するコマンドを送りました。約1時間後、ふたりはロボットアームの部分展開を開始しました。米国中部夏時間6月7日午前11時39分(日本時間6月8日午後1時39分)に、ふたりはロボットアームの操作性を確認するため、位置を下方にわずかに動かすコマンドを送りました。これにより、マイケル・フォッサムとロナルド・ギャレンが明日の船外活動で、ロボットアーム関節部のテレビカメラからロンチロック(打上げ時の固定機構)と断熱カバーを取り外す作業のためのスペースも確保できました。

STS-124ミッションの前半を終え、10人のクルーは、CNN、ニューヨークのWCBS-TV、ノースダコタ州ファーゴのWDAY-TVの記者とのインタビューのために集まりました。

その後、ディスカバリー号のコマンダーのマーク・ケリーは、星出とともに、日本の政府高官との広報イベントに参加しました。参加者は、福田康夫総理大臣、渡海紀三朗文部科学大臣、日本科学未来館の館長であり宇宙飛行士である毛利衛氏、J・トーマス・シーファー駐日米国大使でした。また、学生たちも同イベントに参加し、星出とケリーにミッションと「きぼう」船内実験室の取付け成功を祝う言葉を述べました。

クルーは引き続き、新しく取り付けられた船内実験室の整備と移送作業を行い、明日に予定されている船外活動の手順を確認して1日を終えました。本ミッション最後となるこの船外活動では、可能であれば、フォッサムが前回の船外活動中に左舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)で確認した粉状物質のサンプルを収集する予定です。

ディスカバリー号のクルーは、ISSクルーが就寝した30分後の6月7日午後8時32分(同6月8日午前10時32分)に就寝する予定です。両クルーは、6月8日午前4時32分(同6月8日午後6時32分)に起床する予定です。

次回のSTS-124ステータスレポートは、クルー起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-124 MCC Status Report #15(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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