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2008年6月7日(土) 午前5時30分(米国中部夏時間)
2008年6月7日(土) 午後7時30分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、“TAKING OFF!”という曲で飛行8日目の朝を迎えました。これはゴダイゴの曲で、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である星出彰彦のためにかけられました。
クルーの本日最初の作業は、「きぼう」日本実験棟のロボットアームに関する一連の作業です。これらの作業には保持解放機構(Hold and Release Mechanism: HRM)の解除が含まれています。
クルーはまた、33フィート(約10m)のロボットアームの関節をわずかに動かして、初めて部分展開を行う予定です。これによりロボットアームの位置がわずかに動かせるようになり、米国中部夏時間6月8日(日本時間6月9日)の第3回船外活動で、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フォッサムとロナルド・ギャレンが作業を行うのに十分な場所を確保できます。
クルーは引き続き、「きぼう」の新しいモジュールである船内実験室と昨日移設された船内保管室の連結部の整備も行う予定です。船内実験室と船内保管室の間のハッチは、6月9日に開けられる予定です。
また、ディスカバリー号のクルーは、6月7日午後1時02分(同6月8日午前3時02分)から報道記者のインタビューを受ける予定です。インタビューにはCNN、WCBS-TV、WDAY-TVが参加し、NASA TVで生中継される予定です。
その後、6月7日午後6時02分(同6月8日午前8時02分)には、ディスカバリー号のコマンダーであるマーク・ケリーと星出が、日本の政府高官と学生たちとの広報イベントを行う予定です。こちらもNASA TVで生中継され、午後7時30分(同6月8日午前9時30分)からは英語に通訳されたものが再放送される予定です。
ギャレンとフォッサムは6月8日(同6月9日)に予定されている本ミッション3回目で最後の船外活動に向け、手順確認を行う予定です。ふたりは船外活動に備え、「クエスト」(エアロック)で一晩を過ごすキャンプアウトを行う予定です
次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-124 MCC Status Report #14(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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