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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-124 NASAステータスレポート#10

最終更新日:2008年6月 6日
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2008年6月5日(木) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2008年6月5日(木) 午後8時00分(日本時間)

マイケル・フォッサムとロナルド・ギャレンは「クエスト」(エアロック)で一晩を過ごすキャンプアウトを行い、STS-124ミッションで計画されている3回の船外活動のうち2回目を開始する準備を整えました。本日の船外活動では、新たに取り付けられた「きぼう」日本実験棟船内実験室の外部の艤装作業を引き続き行う予定です。

フォッサムとギャレンが行う本日の船外活動では、「きぼう」ロボットアームと船内実験室外部の断熱カバーの取外しなどの作業を重点的に行う予定です。また、外部での実験を監視するためのテレビカメラを船内実験室外部に設置するとともに、ハッチのロック機構の邪魔になる可能性のある船内実験室上部のアクティブ共通結合機構(Active Common Berthing Mechanism: ACBM)の断熱カバーを取り外す作業も行う予定です。

フォッサムとギャレンはまた、本ミッション最後の3回目の船外活動で予定されている窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)の交換に向けた準備作業をすべて終わらせる予定です。本日の船外活動の所要時間は6時間30分を予定しています。

クルーは、米国中部夏時間6月5日午前5時32分(日本時間6月5日午後7時32分)に、レニー・クラヴィッツによる“Fly Away”で目覚めました。この曲はギャレンのためにかけられました。

その他のクルーは、3月にスペースシャトル「エンデバー号」で国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれた船内保管室に搭載されているラックを、船内実験室に移送する作業を終える予定です。船内保管室のハッチは、6月6日に予定されている移設の準備のため、本日午後に閉鎖される予定です。船内保管室は、「ハーモニー」(第2結合部)から最終的な設置場所である船内実験室へ移設され、「きぼう」の一部となります。

クルーは、6月5日午後9時32分(同6月6日午前11時32分)に就寝し、6月6日午前5時32分(同6月6日午後7時32分)に起床する予定です。

次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-124 MCC Status Report #10(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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