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2008年6月2日(月) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2008年6月2日(月) 午後8時00分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)は、米国中部夏時間6月2日午後0時54分(日本時間6月3日午前2時54分)にドッキングする予定です。巨大な「きぼう」日本実験棟は最終目的地に一歩一歩近づいています。
ディスカバリー号のクルーは、6月2日午前5時32分(同6月2日午後7時32分)にJosクJ・Molina Serranoによる“Away from Home”で目覚めました。この曲は、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のグレゴリー・シャミトフのためにかけられました。ディスカバリー号のクルーは、STS-124ミッションのコマンダーであるマーク・ケリー、パイロットのケネス・ハム、MSのカレン・ナイバーグ、ロナルド・ギャレン、マイケル・フォッサム、シャミトフ、および日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である星出彰彦です。
ディスカバリー号は、ISSの下方600フィート(約183m)以内に移動し、機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行い、ISSのクルーがディスカバリー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の高解像度画像を撮影できるようにする予定です。ISS第17次長期滞在クルーのコマンダーであるセルゲイ・ヴォルコフ、フライトエンジニアのオレッグ・コノネンコとギャレット・リーズマンは全員で、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)からディスカバリー号がISSに接近してドッキングする様子を見守る予定です。
ディスカバリー号がRPMを行う間、ヴォルコフは800ミリレンズを付けたカメラを、リーズマンは400ミリレンズを付けたカメラを使用してディスカバリー号の撮影を行う予定です。撮影された画像は地上の技術チームに送られ、ディスカバリー号の耐熱シールドが良好な状態にあるかどうか、分析と確認が行われる予定です。
ディスカバリー号とISSのドッキング後、ハッチが開かれると、ディスカバリー号とISSの両クルーは、フォッサムとギャレンにより実施される予定の船外活動のために宇宙服と工具の運搬作業を開始する予定です。本ミッションで計画されている3回の船外活動のうち、1回目は6月3日に予定されており、フォッサムとギャレンは船外活動に備えて「クエスト」(エアロック)内で一晩を過ごす(キャンプアウト)予定です。
また、シャミトフとリーズマンは、ディスカバリー号とISSとの間のハッチが開かれた後、ソユーズ宇宙船のシートライナーをシャミトフ用に作られたものに交換する予定です。これにより、シャミトフが正式にISS第17次長期滞在クルーの一員となり、リーズマンはディスカバリー号のクルーとなります。
次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの起床後(訳注:就寝後の誤り)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-124 MCC Status Report #04(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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