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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-124 NASAステータスレポート#03

最終更新日:2008年6月 2日
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2008年6月1日(日) 午後4時45分(米国中部夏時間)
2008年6月2日(月) 午前6時45分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、宇宙で丸1日を過ごす最初の日の作業を迅速に進めました。クルーは、ディスカバリー号の耐熱シールドの点検や、国際宇宙ステーション(ISS)到着に備えたほか、宇宙服の準備を行いました。

ディスカバリー号の搭乗クルーは、STS-124ミッションのコマンダーであるマーク・ケリー、パイロットのケネス・ハム、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のカレン・ナイバーグ、ロナルド・ギャレン、マイケル・フォッサム、グレゴリー・シャミトフ、および日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である星出彰彦です。

本日の活動は、ディスカバリー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検が中心でした。ハムとナイバーグは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)のエンドエフェクタ(把持手)・カメラを使用して、限られた範囲の点検を行いました。

この点検作業は通常、SRMSの先端にセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を取り付けて行います。しかし、「きぼう」日本実験棟の船内実験室の大きさの関係で、ディスカバリー号にOBSSを搭載することができませんでした。前回のSTS-123ミッションで、スペースシャトル「エンデバー号」は、点検実施後にOBSSをISSに残してきました。ディスカバリー号はこのOBSSを回収し、飛行12日目にOBSSを使用した、より詳細な点検を行う予定です。ディスカバリー号は帰還時に、このOBSSを地上に持ち帰る予定です。

船外活動を行うフォッサムとギャレンは、宇宙服の点検を行い、シャミトフがこれを手伝いました。この宇宙服は、今回のミッション中にISSの「クエスト」(エアロック)から行われる、計3回の船外活動で使用される予定です。

ISSとのドッキングに備え、クルーは、センターライン・カメラの取付けと、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)のドッキングリングの展開を行いました。ドッキングは、米国中部夏時間6月2日午後0時54分(日本時間6月3日午前2時54分)に予定されています。

クルーは時間を取って、ナイバーグの故郷、バイニングのあるミネソタ州のミネアポリスと、フォッサムが卒業したTexas A&M Universityがあるテキサス州ブライアンのメディアからの質問に答えました。

クルーは6月1日午後9時32分(同6月2日午前11時32分)に就寝し、ドッキングを行う明日は6月2日午前5時32分(同6月2日午後7時32分)に起床する予定です。

次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-124 MCC Status Report #03(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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