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2008年3月19日(水) 午後2時00分(米国中部夏時間)
2008年3月20日(木) 午前4時00分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは本日、スペースシャトルの耐熱タイルの修理技術試験を行う船外活動の準備に先だって、休息を取る予定です。
本日のウェイクアップコールは、米国中部夏時間3月19日午後0時41分(日本時間3月20日午前2時41分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フォアマンのためにかけられたエルビス・プレスリーの“Burning Love”でした。
本日の始めにエンデバー号とISSのクルー全員は、ドッキングしてから約1週間にわたる共同作業のあとのくつろぎの機会として、自由時間を予定しています。クルーはこれまでに3回の船外活動を実施し、日本初のISS構成要素である「きぼう」日本実験棟の船内保管室の取付けと整備作業、カナダの「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)組立ておよび「デスティニー」(米国実験棟)への取付けを行いました。
3月19日午後6時08分(同3月20日午前8時08分)、スペースシャトルのコマンダーであるドミニク・ゴーリとISSのコマンダーであるペギー・ウィットソンは、MSの土井隆雄とともに、日本の福田康夫首相からのお祝いの言葉を受ける予定です。また3月19日午後7時58分(同3月20日午前9時58分)、10名のクルー全員が合同で、CBS News、NBC News、およびニューハンプシャー州マンチェスターのWMUR-TVのインタビューを受け、今回のフライトについて話す予定です。
本日の夜、MSのロバート・ベンケンとフォアマンは、3月20日(同3月21日)の船外活動の準備を行う予定です。この船外活動で、ふたりはタイル修理技術の試験を行います。ふたりは、あらかじめ損傷させておいた耐熱タイルにSTA-54と呼ばれるアブレータ(溶融材)を充填するために、コーキングガンのような工具であるタイル修理用耐熱材充填装置(Tile Repair Ablator Dispenser: T-RAD)を使用します。これらの試験結果は地上に持ち帰られ、さらに詳細な試験が行われます。
次回のSTS-123ステータスレポートはクルーが就寝する3月20日午前4時00分(同3月20日午後6時00分)頃、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-123 MCC Status Report #18(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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