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2008年2月11日(月) 午後6時30分(米国中部標準時間)
2008年2月12日(火) 午前9時30分(日本時間)
スタンリー・ラブとレックス・ウォルハイムは約8時間にわたる船外活動を終え、「コロンバス」(欧州実験棟)は、正式に国際宇宙ステーション(ISS)に追加されました。
米国中部標準時間2月11日午後3時44分(日本時間2月12日午前6時44分)、第16次長期滞在クルーのレオポルド・アイハーツは、ヒューストンのミッションコントロールに、“コロンバスが今ISSの一部となった。”と報告しました。
本日の船外活動中、STS-122ミッションのミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)であるラブとウォルハイムは、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に搭載されているコロンバスの外部に電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)を取り付け、また、電力と通信データを接続できるようにするための準備を行いました。この作業終了後、ISS船内のリランド・メルヴィン、ダニエル・タニ、およびアイハーツは、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を操作してコロンバスを把持し、42分間かけてスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)からISS右舷側の最終設置場所まで移動させました。
コロンバスを設置場所まで移動させた頃、ウォルハイムとラブは、ISSのアンモニアを冷媒とする冷却装置を加圧するために使用する、大型の窒素タンクの交換作業を開始しました。この作業は、2月13日に実施予定の第2回船外活動時に終了する予定です。
コロンバスは、今後欧州がISSに貢献していくための礎となります。コロンバスの追加により、質量で見るとISSの建設は約57%終了したことになります。
明日2月12日、クルーは午前3時45分(同2月12日午後6時45分)に起床し、連結部の空気漏れの点検を全て終了した後にコロンバスの初期設定作業を行う予定です。
次回のSTS-122ステータスレポートは2月12日午前(同2月12日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-122 MCC Status Report #09(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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