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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-122 NASAステータスレポート#03

最終更新日:2008年2月 9日
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2008年2月8日(金) 午後5時00分(米国中部標準時間)
2008年2月9日(土) 午前8時00分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」の7名のクルーは、2月9日のランデブおよび国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備が整っています。アトランティス号は、米国中部標準時間2月9日午前11時25分(日本時間2月10日午前2時25分)にISSにドッキングする予定です。

本日、コマンダーのスティーブ・フリック、パイロットのアレン・ポインデクスター、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリランド・メルヴィン、レックス・ウォルハイム、スタンリー・ラブ、ハンス・シュリーゲルおよびレオポルド・アイハーツは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して、5時間にわたりアトランティス号の耐熱シールドの点検を行いました。地上では、画像解析の専門家と技術者らが、本日入手した3次元センサ画像をアトランティス号の打上げ・上昇時に収集した上昇加速度データに加えて、さらにスペースシャトルの耐熱シールドの解析を進める予定です。

また、本日クルーは、2月9日のランデブとISSへのドッキングに備えて、使用する機器類の点検と、ドッキングの際に使用するセンターライン・カメラの取付け、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)のドッキングリングを伸展させる作業を行いました。

船外活動を担当するウォルハイム、シュリーゲルおよびラブは、ミッション中の3回の船外活動で着用する宇宙服の点検を行いました。2月8日午後2時02分(同2月9日午前5時02分)に、ウォルハイムは、宇宙服の準備が完了し、ISSに移送できる状態であることを地上の飛行管制官に報告しました。

ISSでは、第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコおよびダニエル・タニが、アトランティス号のクルーの到着に備えて、アトランティス号がドッキングする与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)の空気漏れの点検を行いました。

明日2月9日に、フリックはISSの600フィート(約183m)下方で機体を縦方向に360度回転させるランデブ・ピッチ・マヌーバ(Rendezvous Pitch Maneuver: RPM)を行う予定です。RPM中、ウィットソンとマレンチェンコは、ISSから何百枚ものアトランティス号底面の詳細画像を撮影します。RPM終了後、フリックはアトランティス号を操縦してISSの前方にまわり、ゆっくりと後退しながら機体を近づけISSにドッキングさせます。

明日2月9日はウィットソンの48歳の誕生日でもあります。本日ウィットソンは、アトランティス号のISSへの到着を自分の誕生日プレゼントのように楽しみにしているとコメントしました。

STS-122ミッションクルーが任務にあたる11日間のミッションでは、新たな実験モジュールである欧州宇宙機関(ESA)の「コロンバス」(欧州実験棟)がISSへと運ばれます。コロンバスは欧州の最も大きなISSへの貢献となります。ISSの与圧部分の容積は約2,648立方フィート(約75m3)拡張され、4つの科学実験ラックと、1つの保管ラックが追加されます。

アトランティス号のクルーは、2月8日午後7時45分(同2月9日午前10時45分)に就寝し、2月9日は午前3時45分(同2月9日午後6時45分)に起床する予定です。

次回のSTS-122ステータスレポートは2月9日午前(同2月9日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-122 MCC Status Report #03(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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