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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-122 NASAステータスレポート#02

最終更新日:2008年2月 9日
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2008年2月8日(金) 午前5時00分(米国中部標準時間)
2008年2月8日(金) 午後8時00分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」の7人のクルーは、欧州宇宙機関(ESA)の新しい実験モジュール「コロンバス」(欧州実験棟)を、国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けるための11日間のミッションのうち、軌道上で丸一日を過ごす最初の日を開始しました。

スペースシャトルの121回目のミッションの主な目的は、クリストファー・コロンブスにちなんで名付けられたこの実験棟を取り付けることです。これによりISSの与圧部分の容積が約2,648立方フィート(約75m3)拡張され、4つの科学実験ラックと、1つの保管ラックが追加されます。

米国中部標準時間2月8日午前3時45分(日本時間2月8日午後6時45分)に、ウェイクアップコールとしてピーター・ガブリエルが演奏する“The Book of Love”が、ESAの宇宙飛行士であるレオポルド・アイハーツのために流されました。アイハーツは、アトランティス号が2月9日にISSに到着した後、フライトエンジニアのダニエル・タニと交代して第16次長期滞在クルーの一員となる予定です。

本日、アトランティス号のコマンダーであるスティーブ・フリックと、パイロットのアレン・ポインデクスター、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリランド・メルヴィン、レックス・ウォルハイム、スタンリー・ラブ、ハンス・シュリーゲルおよびアイハーツら、クルーは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して、アトランティス号の耐熱シールドの点検を行う予定です。また、2月9日のランデブやISSとのドッキングに必要な機材の点検 と、スペースシャトルのオービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)へのセンターライン・カメラの取付けを行う予定です。

船外活動を担当するウォルハイム、シュリーゲルとラブはミッション中に計画されている3回の船外活動時に着用する宇宙服の準備を行う予定です。そのうち2回はウォルハイムとシュリーゲルが、1回はウォルハイムとラブが行う予定です。

ISSの第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコとタニは、 2月8日午前4時00分(同2月8日午後7時00分)に1日を開始しました。本日は、2月9日午前11時25分(同2月10日午前2時25分)にアトランティス号がドッキングする予定のISSの与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)の空気漏れの点検を行う予定です。

次回のSTS-122ステータスレポートは2月8日午後(同2月9日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-122 MCC Status Report #02(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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