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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#29

最終更新日:2007年11月 7日
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2007年11月6日(火) 午前4時00分(米国中部標準時間)
2007年11月6日(火) 午後7時00分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」の7名の宇宙飛行士にとって、着陸準備が本日の最も重要な仕事になります。彼らは、11月7日にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸し、2週間にわたるミッションを終える予定です。

クルーの本日のウェイクアップ・コールは、米国中部標準時間11月6日午前1時38分(日本時間11月6日午後4時38分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のクレイトン・アンダーソンのためにかけられた、ディープ・パープルの“Space Truckin'”でした。アンダーソンは、ディスカバリー号の着陸によって、国際宇宙ステーション(ISS)での5カ月にわたるミッションを終える予定です。クルーは、通常の軌道離脱準備とキャビン内の収納作業を、3時間後に開始する予定です。

11月6日午前4時23分(同11月6日午後7時23分)に、コマンダーのパメラ・アン・メルロイ、パイロットのジョージ・ザムカ、およびMSでフライトエンジニアのステファニー・ウィルソンは、補助動力装置(Auxiliary Power Unit: APU)1基を起動するとともに、ディスカバリー号の飛行制御システム(Flight Control System: FCS)の動翼の点検を行う予定です。その後、同日午前5時33分(同11月6日午後8時33分)に、ディスカバリー号の姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の各スラスタの噴射試験を行う予定です。

11月6日午前8時43分(同11月6日午後11時43分)、スペースシャトルの宇宙飛行士たちは片付け作業を中断して、AP通信、Space.com、そしてリンカーン(米国ネブラスカ州)のJournal Starのインタビューに応じて今回のフライトについて話をした後、着陸に向けた片付け作業を再開する予定です。同日午後1時18分(同11月7日午前4時18分)には、MSのスコット・パラジンスキーとダグラス・ウィーロックが、アンダーソンが大気圏再突入から着陸までの間に使用する、ミッドデッキ上で仰向けに座るためのシートの設定を行う予定です。その後、ザムカが、同日午後3時03分(同11月7日午前6時03分)にKuバンド通信アンテナの収納を行う予定です。

ISSのクルーは、船外活動とロボットアームによる作業が続く忙しいスケジュールを前に、1日の休暇を取っています。この忙しいスケジュールは、11月9日朝に、コマンダーのペギー・ウィットソンと、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコが行う船外活動で始まります。NASA TVでは、11月6日午前11時(同11月7日午前2時)から、フライトディレクタ長、インクリメントマネージャ、地上の船外活動責任者が今回のISSミッションの概要を説明する、第16次長期滞在ミッションステータスブリーフィングを放映する予定です。今回の作業の目標は、「ハーモニー」(第2結合部)を移動させて、12月初旬に打上げ予定の次のスペースシャトルでISSに到着する、欧州宇宙機関(ESA)の「コロンバス」(欧州実験棟)の受入れ準備をすることです。

次回のSTS-120ステータスレポートは11月6日午後(同11月7日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #29(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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