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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#30

最終更新日:2007年11月 7日
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2007年11月6日(火) 午後3時00分(米国中部標準時間)
2007年11月7日(水) 午前6時00分(日本時間)

本日、スペースシャトル「ディスカバリー号」の7人のクルーは帰還に向けた準備を完了しました。クルーは、11月7日の2回の着陸機会のうち1回目に着陸した場合、米国中部標準時間11月7日午後0時02分(日本時間11月8日午前3時02分)に米国フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸する予定です。

クルーは帰還に備えて飛行制御システム(Flight Control System: FCS)と姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の点検、機材の片付け、また国際宇宙ステーション(ISS)に5ヶ月以上滞在していたクレイトン・アンダーソンの専用シートの取付けを行いました。さらに、着陸日の11月7日の天候状況が良好と予測されているため、11月7日の着陸機会に合わせて軌道制御を行いました。

再突入チームのフライトディレクタであるブライアン・ラニーとチームのメンバーは、11月7日の早朝からディスカバリー号の大気圏再突入と着陸を管制する予定です。11月7日午前10時59分(同11月8日午前1時59分)に軌道離脱噴射が行われる予定です。ディスカバリー号は、1分58秒間の軌道離脱噴射により速度を時速148マイル(秒速217フィート)(時速約238km/秒速約66m)落として大気圏へ再突入し、アメリカ大陸の北西から東南に向かって大陸の中心を抜けるコースで飛行する予定です。

また、その約90分後には2回目の着陸機会があります。再突入チームは、11月7日の着陸地として米国フロリダ州のKSCのみを予定しています。推進剤が十分残っているので、必要であれば11月10日まで軌道を周回して待機することができます。

11月7日午前1時38分(同11月7日午後4時38分)に、ミッションコントロールからクルーのために軌道上最後のウェイクアップコールがかけられる予定です。その後クルーは再突入に向けて、午前7時03分(同11月7日午後10時03分)に着陸の準備を開始し、午前11時42分(訳注:午前8時19分(同11月7日午後11時19分)の間違いです。)にディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)のドアを閉じる予定です。

ISSでは、第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソンとフライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコとダニエル・タニが、11月9日の船外活動に向けて少し自由時間をとりました。11月9日のウィットソンとマレンチェンコによる船外活動では、与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)を11月12日に移設するための準備作業を行う予定です。

次回のSTS-120ステータスレポートは11月7日午前(同11月7日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #30(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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