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2007年11月4日(日) 午前2時00分(米国中部夏時間)
2007年11月4日(日) 午後4時00分(日本時間)
今朝、スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは起床した後、国際宇宙ステーション(ISS)とディスカバリー号の間での最後の物資の移送を終え、ISSの第16次長期滞在クルーたちに別れを告げる準備をしました。
別れの挨拶は、米国中部標準時間11月4日午後0時28分(日本時間11月5日午前3時28分)から行われ、その後11月4日午後0時43分(同11月5日午前3時43分)にはISSとディスカバリー号の間のハッチが閉じられる予定です。
ディスカバリー号とISSの両クルーは、夏時間から標準時間に変わる前に目覚めました。クルーは、米国中部夏時間11月4日午前1時08分(同11月4日午後3時08分)に、ゴスペル音楽家のカート・カー作“The Presence of the Lord”のバイロン・ケージによるオリジナル録音で目を覚ましました。バイロン・ケージの歌は、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のステファニー・ウィルソンのためにかけられました。
物資の移送を終えた後、別れを告げるまでの間、ディスカバリー号とISSの両クルーは休憩時間を取る予定です。ISSからディスカバリー号へ移動するものの中で最も重要なのは、帰還するクレイトン・アンダーソン宇宙飛行士です。2007年6月に第15次長期滞在クルーに合流したアンダーソンは、今回STS-120ミッションのクルーとともにISSに到着したダニエル・タニと交代しました。
昨日、MSのスコット・パラジンスキーは、7時間19分間の船外活動中に、破損した太陽電池パドル(Solar Array Wings: SAW)を修理しました。一緒に船外活動を行ったダグラス・ウィーロックは、トラス上からパラジンスキーとSAWの距離を監視して支援しました。
修理は11月3日午前10時(同11月4日午前0時)過ぎに終了し、クルーはP6トラスのSAWを完全に展開しました。10月30日のSAWの展開中に2箇所の破損が見つかった後、SAWの修理はディスカバリー号のミッションの最優先事項となりました。
昨日の船外活動はSTS-120ミッション期間中4回目、ISSの組立てとメンテナンス作業としては96回目でした。
11月5日も、また忙しい1日となる予定です。ディスカバリー号は、米国中部標準時間11月5日午前4時32分(同11月5日午後7時32分)にISSから分離し、ISSの周りを一周するフライアラウンドとスペースシャトルの耐熱シールドの点検を行う予定です。着陸は11月7日正午(同11月8日午前3時)過ぎの予定です。
次回のSTS-120ステータスレポートは11月4日午後(11月5日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-120 MCC Status Report #25(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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