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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#26

最終更新日:2007年11月 5日
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2007年11月4日(日) 午後2時15分(米国中部標準時間)
2007年11月5日(月) 午前5時15分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、ドッキング中の共同作業の成功を互いに喜びあい、抱き合ってお別れの言葉を交わしました。米国中部標準時間11月4日午後2時03分(日本時間11月5日午前5時03分)、北米北西地域の210マイル(約337.9km)上空でスペースシャトルとISS間のハッチは閉じられました。

ダニエル・タニはISSの第16次長期滞在クルーの一員となり、クレイトン・アンダーソンはSTS-120ミッションのクルーとなりました。第16次長期滞在クルーとSTS-120クルーは、11月5日午前4時32分(同11月5日午後7時32分)に予定されているスペースシャトルのISSからの分離に向けて準備を始めました。

ハッチを閉じる前に、STS-120ミッションのコマンダーであるパメラ・アン・メルロイ、パイロットのジョージ・ザムカ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のパオロ・ネスポリ、スコット・パラジンスキー、ダグラス・ウィーロック、ステファニー・ウィルソンそしてアンダーソンは、最後の物資をISSからスペースシャトルに移送しました。合計2,020ポンド(約916.3kg)の機材と科学実験サンプルがディスカバリー号で地上に持ち帰られます。物資の中には、ISSの右舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)から回収した金属粉も含まれており、これは地上の技術者らが右舷側SARJに起こっている摩擦の原因を絞り込むために役立つ可能性があります。

第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコおよびタニは、ディスカバリー号で運ばれてきた33,834ポンド(約15,347kg)すべての品物が間違いなくISSへ移送されているか確認しました。その中には、31,648ポンド(約14,355kg)の「ハーモニー」(第2結合部)や2,186ポンド(約992kg)の消耗品と機材も含まれています。

パラジンスキーとウィーロックが11月3日の船外活動で修理した左舷側のP6トラスの太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)は、現在発電を行っています。しかし、移設後、修理され、再展開されたSAWの4Bチャンネルからの電力をISSのシステムに使用する前に、地上の飛行管制官は試験を続けています。今回のミッションで移設、再展開されたP6トラスのもう片方のSAWの2Bチャンネルからの電力は、すでにISSで使用されています。

ウィットソンとマレンチェンコはあと1日半かけて、11月9日に予定されている、今後彼らが行う3回の船外活動のうち1回目の船外活動の準備を終わらせる予定です。1回目の船外活動では、与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)を「デスティニー」(米国実験棟)の先端からハーモニーに移設するための準備作業を行う予定です。この作業はディスカバリー号がISSにドッキングしている間にウィットソンとマレンチェンコが行う予定でしたが、P6トラスのSAWの破損修理のためにスケジュールが変更され、先送りされていました。

次回のSTS-120ステータスレポートは11月5日午前(同11月5日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #26(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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