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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#23

最終更新日:2007年11月 4日
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2007年11月3日(土) 午前2時00分(米国中部夏時間)
2007年11月3日(土) 午後4時00分(日本時間)

本日、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスコット・パラジンスキーとダグラス・ウィーロックは、STS-120ミッション期間中4回目の船外活動を行い、国際宇宙ステーション(ISS)の左舷側トラスの一番先端の破損した太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を修理する予定です。

第4回船外活動は米国中部夏時間11月3日午前5時30分(日本時間11月3日午後7時30分)頃から開始される予定ですが、クルーの最終準備作業がこれまでの船外活動時と同じくらい早く進んだ場合、開始時刻は11月3日午前5時(同11月3日午後7時)にまで早められる可能性もあります。

11月3日午前0時38分(同11月3日午後2時38分)、スペースシャトル「ディスカバリー号」とISSのクルーたちは、作曲家ジョン・ウィリアムズによる三部作映画『スターウォーズ』オリジナルのテーマソングで目覚めました。これはパラジンスキーのためにかけられた曲でした。

パラジンスキーとウィーロックは6時間半にわたる船外活動に備え、気圧を下げた「クエスト」(エアロック)のなかで一晩を過ごしました。昨日ふたりは、この船外活動計画を24時間体制で作成した飛行管制官やエンジニアたちと一緒に、船外活動の詳細な計画を確認しました。

本日の作業は、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)をスペースシャトルのロボットアーム(SRMS)から「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)に受け渡すことから始まります。OBSSはSRMSの先端に取り付ける延長ブームで、オービタの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の検査に使われるものです。OBSSを作業場所に接近するために使用するのは今回が初めてですが、2006年7月のSTS-121ミッション中に模擬試験が行われています。

パラジンスキーは把持されたOBSSに乗って、P6トラスの約90フィート(約27.4m)上にあると推定されるSAWの損傷部分に45分かけて接近し、SAWの損傷した4Bパネルの修理を行う予定です。最初に行う作業のひとつは、自分が動いた時に作業用の足場がどのように動くかを良く理解するために、足場の動き方をテストすることです。作業場所に到着後、パラジンスキーは自分達が作った固定器具を取り付け、SAWの破損の原因となったと思われるガイドワイヤのほつれを解く予定です。ウィーロックはSAWの基部で作業を支援する予定です。

すべてが計画通りに進めば、船内のクルーがSAWを0.5ベイずつ展開し、その間、パラジンスキーは新たに問題が起こらないかどうか監視する予定です。船外活動は11月3日正午(同11月4日午前2時)頃に終了する予定です。

船外活動が無事終了すれば、11月4日はISSからの分離準備にあてることができます。ディスカバリー号のISSからの分離は11月5日早朝(同11月5日夜)に予定されています。着陸は米国中部標準時間11月7日正午(同11月8日午前3時)過ぎの予定です。

次回のSTS-120ステータスレポートは11月3日午後(11月4日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #23(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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